プレパトで活躍中の夏井いつき先生の経歴、毒舌は本物なのか、結婚、夫、子供、家族の話まで紹介します。
この夏井いつき先生にかかると、俳句がなんとも面白いインテリジェンスなゲームに変わるのです。
メディア露出も増えて、ますます俳句入門者が多くなる。そんな気になります。
夏井いつきプロフィール
なつい いつき
愛媛県南宇和郡内海村(現・愛南町)出身
1957年5月13日生まれ:[age birth=”1957-5-13″]
県立宇和島東高校普通科卒
京都女子大学文学部国文科卒
1980年、松山市余土中学校国語科教諭
1982年、南宇和郡愛南町御荘中学校転任
1988年に教職を辞して、俳人となる
俳句集団「いつき組」組長
■ 受賞歴
1988年(昭和63年) – 国民文化祭教育長賞
1994年(平成6年) – 第8回俳壇賞受賞
1999年(平成11年) – 黒田杏子主宰「藍生」俳句会結社賞・第四回「藍生」賞
2000年(平成12年) – 第5回中新田俳句大賞受賞
2005年(平成17年) – NHK四国ふれあい文化賞受賞
■ 著書
句集『伊月集』
吟行記『それ行けミーハー吟行隊』
実践記録『夏井いつきの俳句の授業・子供たちはいかにして俳句と出会ったか』
他多数。
夏井いつきさんは、これまでにラジオ・TVにも多数出演しています。
テレビ番組のプレバトで、一気に有名になりましたが、実は1999年からNHK教育テレビ「天才てれびくんワイド」にレギュラーとして2年間出演していました。
もちろん俳句コーナー担当です。
また、俳人としての創作活動に加え、俳句の楽しさを伝える教育活動を全国に展開しています。
どうりで夏井いつきさんのトークのうまさも納得できますね。
俳句の道に入ったキッカケは、教師時代に俳人黒田杏子(ももこ)先生の俳句の本を立ち読みして、俳人になることを決意したそうです。
これだけで教職を投げうって、俳人になってしまう所も、夏井いつきさんのスゴイところです。
俳人となってからも、愛媛大学附属中学校講師、愛媛大学教育学部講師、松山看護専門学校講師として俳句を教えています。
また愛媛県民文化会館理事、伊予郡松前町教育委員などを歴任し、俳句を超えて教育にも力を注いでいます。
やはり、戻る所は「教育」なのですね。
夏井いつきの俳句添削が超わかりやすい!
私はお恥ずかしながら「俳句」とは、ほぼ無縁の人間です。
興味もあまりありませんでした。
しかし、たまたまテレビで見た夏井いつきさんの俳句添削を見て、「これおもしろいな」と素直に思いました。
特に夏井いつきさんの言う「映像化」です。
たしかにそれまでは、ただの文字のかたまりであった俳句が、夏井いつきさんの添削によって背景・情景・映像が浮かぶようになるのです!
そして単語を入れ替えたりするだけ、
名詞を動詞や形容詞に変えるだけで、見違えるほど刺さる文に変身してしまうさまは、見事と言うしかありません。
少なくとも文章を書く私としても、とても勉強になる事ばかりです。
あの俳句の少ない語句(五七五)だけで描かれる世界観は、日本語の極みですね。
私のように感じる方達は大勢いらっしゃるようで、夏井いつき先生の本は軒並みベストセラーの人気です。
夏井いつきの結婚と子供、家族
夏井いつきさんは、ご結婚もされており、お子さんお二人(息子・娘)はともにすでに独立されています。
現在、愛媛県松山市でご主人様と二人暮らしのようです。
実は今の「夏井」という姓は、前夫のもの。
夏井いつきさんはバツイチで再婚されているのです。
このあたりも夏井いつきさんのブログで公表済みで、夏井いつきさんの包み隠さない性格が見て取れます。
中にはテレビでの毒舌がキライで、夏井いつきさんを好きになれない方もいらっしゃるかもしれませんが、私は個人的にこういったストレートなおばさん(失礼)は大好きです 笑。
夏井いつきさんの現在の旦那さんは、加根光夫さんという方です。
CMプロデューサーをされていた方です。
きっかけは、さんが夏井さんの俳句の投稿サイトに頻繁に投稿したのがはじまりです。
交際を始めたのは、夏井いつきさんが47歳、加根光夫さん55歳のときでした。
実は加根光夫さんも再婚でバツニ。
加根光夫さんは、猛アタックをするものの、夏井いつきさんは結婚には消極的でした。
が、ついに2006年に結婚!
夏井いつきさんが49歳、加根光夫さん57歳の熟年結婚となりました。
今は夫、加根光夫さんが夏井いつきさんのマネージャーのような存在となって、夏井いつきさんを支えています。
始まりは夏井いつきさんの俳句のファン。
こんなに能力のある人は見た事がない。
それだったら、自分が付き人だったり、役に立つことの方が、俳句の為になるんじゃないかと思った。
僕が出来る事をして助けたい。
普通にそう思いました。
これこそが「愛」ですね。
何より、俳句を堅苦しいモノではなく、言葉のゲームとしてわかりやすく伝えてくれる夏井いつき先生の功績は大きいと思いますよ。
本来であれば「ただの俳句番組」ならテレビをスルーしてしまう方が多いでしょう。
しかし、チャンネルを止めて見てしまう。替えさせない。のが、何よりのあかしです。
私のように文字・言葉で伝える事が多い人にとっては「なるほど!」と感心させられる事しきりです。
文字・言葉ひとつ替えるだけで、その風景・心情が違って表現されていくのは、たいへん参考になります。
夏井いつきの毒舌は本物か?
TVでは、かなり毒舌な夏井いつき先生。
番組でも、ダメな俳句はバッサバッサと切り捨てています(笑)
その毒舌コメントも秀逸で、さすが俳句の先生と感心させられる事多々・・・
最下位になったAKB峯岸に
「日本の学校は何を教えているんだろう」「AKBは恐ろしい組織」とバッサリ。
大家志津香には
「直しようが無いから、さっさと帰って寝なさい」
千原ジュニアにも
「ナンセンスを極めるのもひとつの芸術だが、ナンセンスな俳句にもなっていない」
痛快に切り捨てるのです!
このあたりが人によっては好き嫌いが分かれるトコロかもしれませんね。
ただ、いつもは、こんな毒舌ではなく、全国での俳句ライブでは楽しいひとときのようで、いつも会場は笑顔でいっぱいです。
あの毒舌は、あくまでもテレビ用のようですね。
永年の教鞭の経験で、相手の扱いも使い分けるのが上手です。
毒舌はテレビキャラのひとつです。
小中学生相手にアレやっちゃシャレになりませんから(笑)
こういった夏井いつきさんのような方が注目される事によって、俳句人口の裾野も広がるはずですから、影響力は絶大です。
ただ、私個人的には本来の優しい夏井いつき先生もテレビで見てみたいと思います。
毒舌でなくても夏井いつき先生人気は衰えないと思いますよ。
がんばれ!夏井いつき!!
※同じくプレパト出演の書道先生、日守菜穂子さんの記事もあります。
https://tsunebo.com/nikka-naoko