矢代隆義(やしろたかよし)さんは、元第86代警視総監です。
現在は、退官されていますが、この警察組織って実はあまりよく知りませんね。
そんな、矢代隆義(元警視総監)さんのプロフィール、経歴や大学、年収を調べました。
矢代隆義プロフィール
矢代隆義
1949年11月7日生まれ
新潟県柏崎市出身
新潟県立柏崎高等学校卒
東京大学法学部卒
1973年警察庁入庁
山口県警本部長、交通局交通企画課長、
大阪府警警務部長、埼玉県警本部長、
長官官房審議官、交通局長
2007年8月6日に第86代警視総監に就任
矢代隆義さんは、東京大学で合気道部に所属していました。
同部には、亀井静香衆院議員など警察官僚になったOBが多く、警察官になったのも先輩の勧めだったそうです。
矢代隆義さんの歩んだ道は、典型的な官僚エリートコース。
出世まっしぐらでした。
警視総監退官後は、財団法人・日本道路交通情報センター理事長
現在は一般社団法人・日本自動車連盟副会長です。
退官後も見事なぐらいの典型的なカタチです。
うらやましい・・・
矢代隆義さんの家族は、奥さんと、長男、次男、長女の5人家族です。
矢代隆義さんの警視総監とは?
矢代隆義さんが務めていた「警視総監」ですが、どびきり偉いのは、なんとなくわかりますが、そもそも警察の組織・階級がよくわかりませんね。
まず、二つに分けます。
日本全国を取り締る組織が「警察庁」
東京都を取り締るのが「警視庁」
警察庁のトップは「警察庁長官」で、国家公安委員会が内閣総理大臣の承認を得て任免されます。
警視庁のトップが「警視総監」、矢代隆義さんの職です。
分かりやすく言うと株式会社警視庁の社長です(笑)
ランク的には警察庁長官の方が偉いですね。
https://tsunebo.com/keisatsucho-keishicho
よく刑事ドラマに出てくる「キャリア」とは、国家公務員Ⅰ種試験の合格者から、将来の幹部候補生として警察庁が採用したエリートのコト。
まさしく、矢代隆義さんのような人です。
一方「ノンキャリア」とは、各都道府県警察が実施する採用試験に合格し、警察官となった人のコト。警察官は圧倒的にコチラが多いのです。
出世するためには、階級ごとに昇進試験を受け合格しなきゃいけません。
キャリア組は、入庁した時点で、警部補!
昇進試験などはありません。経験を積むだけで自動的に昇進します。
大学を卒業して、25~26歳で所轄の警察署長なんてコトもザラだそうです。
よく刑事ドラマなどで、現場とキャリアの差の話が出てきますが、こういうコトなんですね。
矢代隆義さんの年収は?
矢代隆義さんが現役の警視総監だった頃の年収は、およそ年収2000万円ほど。
私が思っていたほど高級取りではないような・・・
しかし、もうよっぽどの事がない限り人生約束されたようなモノです。
退官後も職やお金に困る事はないでしょう。
退職金もすごいんだろうな・・・
ちなみに、その下の階級である「警視監」だと年収1500万円ほどだそうです。
考え方ひとそれぞれですが、私なら民間の方がいいですね。
矢代隆義さんは退官した今も務めていますが、人並み以上の給料はあるはずです。
悪い言葉では「天下り」と言いますが、私は現役時代に重要なポストで国民の為に頑張った方達には、なんら問題のない特典のように思います。
だって、百歩譲って私が警視総監になったら、ストレスとプレッシャーで廃人になってしまいそうです。
警察のトップですからね・・・常人には無理です・・・
ただし、中途半端な役職の天下りは、大反対です!