口コミで話題の多色パレットを買ったけど捨て色の扱いに困る、色が多すぎてどう組み合わせればいいのかわからない……とお悩みになったことはないでしょうか?
韓国コスメや中華コスメで人気の多色アイシャドウパレットはパケ買いする可愛さがありますが、使い方がわからずに持て余していつも同じメイクになりがちです。
本記事では、大人気!映えメイク必至な多色アイシャドウパレットを使いこなすコツについて紹介します。
多色アイシャドウパレットの全体の濃淡をチェック
まずはアイシャドウ全部の粉の、色の濃淡をチェックしてみてください。
ここではラメカラーの存在は無視して構いません。
色の濃淡は大体4段階程度に分類できます。
ライトベージュや白などの最も明るい色、ダークブラウンや黒など一際濃い色、それらの中間の色味で明るい寄りの色とやや濃い寄りの色です。
パッケージを開けてそのまま見ても分かりづらい色もありますので、モノクロでアイシャドウパレットの写真を撮ってみると濃淡が一目瞭然になります。
スマホでモノクロで撮って確認してください。
モノクロで撮影した時に白っぽく写る色は、瞼全体に薄く塗る、ベースカラーとしての役割を果たします。
対して黒く塗りつぶされたように写る色は、締め色のラインカラーとして使う他、薄く少量をぼかせばメインカラーとしても使うことができます。
どちらにも分類されなかったものは、程よく発色し肌馴染みも良い色味なので、メインカラーに向いています。
・白っぽく映る色はベースカラー
・濃く映る色はラインカラー
・どちらでもない色はメインカラー
多色アイシャドウパレットの中でメインカラーを決める
パレットに含まれる色味の中からメインカラーにピッタリな色味が見つけられたら、どの色味を一番使いたいか決めましょう。
ここで決めたメインカラーを基準に残りの色味を合わせて選んでいくので、メイクの雰囲気が大きく左右される部分と言えます。
使いたい色が決まったら、お好みでもう1色メインカラーを選んでもOKです。
色味は同系色でまとめた方が統一感が出て、グラデーションも簡単に作れます。
例えばメインカラー1にピンク系を選んだのなら、メインカラー2もピンクみのある色味を選ぶとまとまりやすいです。
メインカラー1にブラウン系を選んだのであれば、メインカラー2も落ち着きのある濃いブラウン系を選ぶといった具合ですね。
多色パレットはある程度同系色でまとめられているので、適当に色を組み合わせてもちぐはぐな印象にはなりづらいですが、扱いに慣れないうちはなるべく似た色で固めて使うことをオススメします。
多色アイシャドウパレットでグラデーションを作る
使いたいメインカラーが決まったら、そこにベースカラーとラインカラーを加えてグラデーションを作ります。
まずアイシャドウベースを塗った後、まず最も明るいベースカラーをアイホール全体に塗り拡げます。
それからラインカラーを睫毛の生え際ギリギリに、アイラインを描くように塗っていきます。
次にメインカラー(複数色使いたい場合は濃い方から)を塗ります。
瞼の目尻側に少しずつ色を乗せていき、外側に向かって淡くなるようブラシなどでぼかします。
そして明るい方のメインカラーを、暗いメインカラーとの外周を覆うように境界を馴染ませながら塗ります。
この時も外側に向かって、ブラシでぼかして塗ることで誰でも簡単に綺麗なグラデーションを作ることができますよ。
② ラインカラーでアイラインを描く
③ 濃い方のメインカラーで目尻側に
④ 明るいメインカラーで外周を覆う
多色アイシャドウパレットの仕上げポイント
ビビットな色やギラギラとしたアイシャドウは、多色パレットには1色は入っていますよね。
これらの色味はメインカラーとして使うと派手で奇抜になるため、捨て色と思われがちです。
派手な色味のアイシャドウは扱いに慣れないうちだったりナチュラルメイクをしたい時は、主役ではなく脇役として使うのがオススメです。
例えばナチュラルな色味のアイシャドウで固めて、その上からビビットな色味をブラシに取って淡く重ねれば繊細なニュアンス変化が楽しめます。
ラメカラーは瞼全体に塗るとギラつくのでベージュ系の色味なら涙袋部分、それ以外の色味であれば瞼のワンポイントのみに使うと上品でバランスがよくなります。
とても薄く伸ばして瞼全体に塗ればパーティーメイクもできたり、目尻部分にだけ塗ればさり気ない輝きが出たりと塗り方によって仕上がりの印象が大きく変わるのがラメカラーの特徴です。
多色アイシャドウパレットの使い方のコツまとめ
以上、大人気! 映えメイク必至な多色アイシャドウパレットを使いこなすコツの内容でお送りしました。
多色パレットはその色の多さから使いこなせないお悩みがよく聞かれますが、コツさえおさえていれば簡単に映えるメイクができます。
全ての色を一気に使わなくてはいけないといった決まりはありませんので、まずはメインカラーとして使いたい色味を選びその色に合わせて他の色味をチョイスしていきましょう。
そして慣れてきたら少ない色数でメイクをするのもよし、重ね塗りをして自分だけのメイクを研究するのもよしです。