図書館戦争 THE LAST MISSIONネタバレ!最後ラスト結末!

映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」を鑑賞してきました。

これから、映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」観ようと思っている方、完全スルーしようと思っている方、これから先はネタバレがありますので気を付けてください。
映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」ネタバレ、あらすじ、最後のラスト結末、見所を紹介します。

 

映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」あらすじ

映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」あらすじ

表現の自由を制限するメディア良化法があるパラレル日本。
そこでは、違反用語を含む図書を検閲対象として狩っていく良化委員会と、表現の自由を守るため図書館法によって本を守る図書隊の間で日夜闘いが行われています。

高校時代、自分と本を守ってくれた図書隊員に憧れて入隊した笠原郁(榮倉奈々)もタスクフォース2年目を迎え、班長である堂上篤(岡田准一)とそのバディ小牧幹久(田中圭)、そして同期の手塚光(福士蒼太)と共に訓練に励んでいました。

しかし、前作「図書館戦争」で自分が憧れた王子さまが堂上(岡田准一)であることを知ってしまってから、少し挙動不審な郁。

同室の友人、柴崎麻子(栗山千秋)からは、引き出しにしまいっぱなしのプレゼントはいつ渡すのかとせっつかれているものの、どうしても勇気が出ずそのままの状態です。

そんなある日、残業していた郁(榮倉奈々)は、同期の野村から段ボールを運ぶ手伝いをして欲しい、と頼まれました。
これが、郁(榮倉奈々)とタスクフォースが巻き込まれる戦いへの始まりだったのです。

果たしてタスクフォースは本を守り、壊滅を避けられるのか―――。
そして郁(榮倉奈々)の恋の行方は?胸キュンとアクションが上手く融合した物語が今また始まります。

 

映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」ネタバレ

映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」ネタバレ

段ボールを運んだ事が原因で査問委員会にかけられることになった郁(榮倉奈々)。
野村が火を点けた本は、郁(榮倉奈々)に運ばせたあの段ボールの中に入っており、共犯者だと証言されたからです。

査問委員会にかけられ、何時間にも渡り糾弾され疲弊しきった郁(榮倉奈々)に、査問委員は質問を投げてきます。
かつて貴女を救ったという図書隊員が堂上隊員だという事を知っているか?と。

方向性の見えない質問に迷いつつ、はい、と返事をする郁(榮倉奈々)に彼らは、上司が上司だから部下が間違った教育で育ったのではないか?と言い放ちます。

その言葉にキレた郁(榮倉奈々)は、この際自分がやった事にしても良い、でも堂上教官の教育は何も間違っていない、と悔しそうに訴えかけるのでした。

ようやく解放された郁(榮倉奈々)が戻ると、デスクには堂上(岡田准一)しかいません。
その姿に踵を返そうとするも呼び止められ、査問委員会でどんなことを聞かれたのか話せ、と言われてしまいます。
命令だ、と査問委員会でのことを聞き出そうとする堂上(岡田准一)に、たまらず両手で顔を覆って泣き出してしまう郁(榮倉奈々)。

泣かせてしまった事に戸惑いながら郁(榮倉奈々)の側に寄った堂上(岡田准一)の目に飛び込んできたのは、気まずそうな顔で部屋に入ってきた玄田隊長(橋本じゅん)と小牧(田中圭)でした。
慌てて取り繕うも、その隙に郁(榮倉奈々)には逃げられてしまいます。

寮に帰り着いた郁(榮倉奈々)は、寮母さんからメモを受け取りました。
そこに書かれてあったのは手塚(福士蒼太)の兄、慧(松坂桃李)の名前です。
呼び出しに応じて立川のレストランで会う二人。

手塚(福士蒼太)のお兄さんに会って見たかった、と無邪気に言う郁(榮倉奈々)に対し、慧(松坂桃李)は世の中から検閲を無くすにはどうしたらいいか、という話を始めました。
思わず前のめりで話を聞く郁(榮倉奈々)ですが、検閲を無くす為にはと図書隊防衛部が解散すれば良い、と説かれ戸惑います。

その頃本部では、郁(榮倉奈々)の残したメモから、今慧(松坂桃李)と会っている事が堂上班に知らされていました。
兄と上手くいっていない手塚(福士蒼太)は不安を感じ兄へ電話をかけますが、何度かけても相手は出ません。

慧(松坂桃李)は、弟からの着信を知らせるスマホを郁(榮倉奈々)に差し出し、これで弟に図書隊を辞めるように言ってくれ、そうすれば野村の証言を翻し査問委員会を終わらせてあげる、と交換条件を出してきました。

しかし郁(榮倉奈々)は断ります。
そんな事を、友達である手塚(福士蒼太)が傷つく事を分かっていてそんなこと言えない、と。

そこへ私服姿の堂上(岡田准一)が現れます。
行くぞ、と短く声をかけ郁(榮倉奈々)の手を引くと、慧(松坂桃李)の挑発を真っ向から受け止め店から彼女を連れ出してくれたのでした。

その頃、武蔵野第一図書館に茨城県知事がある頼み事の為にやってきます。
表現の自由をテーマに今年の県展を開催する知事は、その目玉に[図書館法規要覧]の貸し出しを申し込んできたのです。

今現在の日本で、検閲に真正面から対抗するのは図書隊しかありません。
その図書隊の大元ともいえる[図書館法規要覧]は、厳重な管理の元金庫の中で守られている書籍ですが、司令である仁科(石坂浩二)はその貸し出しを受け入れます。
その上で、良化委員会対策の為に、タスクフォース全員の茨城県展守備が決定されたのでした。

郁(榮倉奈々)の出身地でもある茨城へは、タスクフォース全員トラックで移動します。
見送りに来た柴崎(栗山千秋)は、郁(榮倉奈々)がずっと渡せずにいたプレゼントを彼女に押しつけ、彼女に発破をかけるのでした。

移動中の車内。郁(榮倉奈々)は正面で本を読んでいる堂上(岡田准一)に、こないだのお礼に、とプレゼントを差し出します。
しかし一瞥をくれただけで、必要ない、と言い切る堂上(岡田准一)。

そんな彼に郁(榮倉奈々)は中身のカミツレオイルを取りだして押し付けるのでした。
図書隊の花でもあるカミツレ。
咲かせるまでに手のかかるこの花は彼らにとって非常に想いの強い存在でもあります。
飲めるのか?と聞いてきた堂上(岡田准一)に、郁(榮倉奈々)はそれは飲めない事、睡眠時に効果を発揮する事を説明した上で、思わず、カミツレティーが飲めるお店がある事、今度…と勢いのまま堂上(岡田准一)を誘いそうになってしまいました。

自分が口走ろうとした事に気付き、急遽、柴崎(栗山千秋)と行こうかなぁ~って、とごまかした郁(榮倉奈々)に、堂上(岡田准一)はオイルのお礼を言ってそっとポケットにしまいます。

[図書館法規要覧]は、一時茨城県立図書館への貸し出しという形にして、そこから県展開催当日、美術館への移送が決まっていました。
故郷の図書館に久しぶりに帰ってきた郁(榮倉奈々)に、茨城図書の防衛部女子隊員が声をかけてきました。
女子初のタスクフォースである郁(榮倉奈々)は彼女たちの憧れなのです。

照れながら謙遜する郁(榮倉奈々)。
そんな彼女に、女子隊員の一人が思いつめたような顔で、3階の書庫には行かれましたか?と聞いてきました。
不思議な質問に、行ってないけど…と郁(榮倉奈々)が答えようとした瞬間、館内に鳴り響く警戒音。
良化委員会の車両がこちらに近付いて来るというのです。

図書館に[規要覧]がある事は極秘中の極秘、茨城側では館長しか知りえない事実です。
それなのにやってくる良化委員会に不審顔の玄田隊長(橋本じゅん)でしたが、彼らが求めてきたのは[規要覧]ではなく、他の検閲対象図書でした。
勿論要求を突っぱねる玄田(橋本じゅん)。
これにより15時から16時までの戦闘が宣言されました。

ところが良化委員会の攻撃がいつも程激しくありません。
首をかしげるタスクフォースの面々ですが、その杞憂は当たっていました。
16時を過ぎても戦いが終わらないのです。
むしろ良化委員会側の人員は増え、遂には門扉を爆破し図書館内への信仰が始まりました。

この状況に戸惑うタスクフォースの面々。
しかし、茨城市立図書館防衛部は誰一人戦闘に参加していません。
茨城は検閲に屈していたのです。

館長は事もあろうに[図書館法規要覧]を良化委員会へ譲渡する契約書にサインしており、戦闘時間を過ぎても攻撃がやまないのはこれが原因でした。
良化委員会は契約書にある通り、今は[図書館法規要覧]の奪還を目的に侵攻してきているのです。

その頃、慧(松坂桃李)は良化委員会の本部に乗り込み、図書隊を文科省の傘下に入れる事への承諾を取り付けようとしていました。
彼の思う検閲のない世界の実現には、法務省の傘下にいる良化委員会と同じポジションまで図書隊を上げる必要があるからです。
その為、タスクフォース54名を殲滅するべく、茨城県知事に[図書館法規要覧]の借り受けを提案していたのです。

しかしそこへ、仁科(石坂浩二)が柴崎(栗山千秋)を伴って現れました。
彼は隊員の命と引き換えに自身の退官を条件に、停戦の申し入れます。

大量に押し寄せてくる良化委員会による地獄絵図のような状態に、茨城図書防衛部も看護に当たり自らの意志で動き始めました。
怪我で戦線を離れる隊員が増え始め、ジリジリと後退させられるタスクフォース。

玄田(橋本じゅん)までも被弾し、戦える人数が最早揃えられないタスクフォースは降参しかない、との決断を下します。

ただし、待っている人がいる限り本を届ける事はあきらめたくない、と[図書館法規要覧]を美術館に届ける為、堂上(岡田准一)と郁(榮倉奈々)を図書館から逃がすのでした。

郁(榮倉奈々)の土地勘を生かしながら美術館を目指す二人ですが、追いすがる良化隊員は街中であるにも関わらず発砲をもためらいません。

郁(榮倉奈々)をかばって撃たれる堂上(岡田准一)。
首や腕を負傷した彼を、郁(榮倉奈々)は近くの書店まで運びます。
泣きながら堂上(岡田准一)の止血をしますが、彼の血は止まることなく床には血だまりが出来る程溢れています。

そんな状態でも、堂上(岡田准一)は本を美術館に届けるよう、行け、お前はもう俺がいなくても大丈夫だ、と告げるのでした。
イヤイヤするように首を振る郁(榮倉奈々)でしたが、徐々に意識を失いそうになっている堂上(岡田准一)にキスをします。

そして、帰ってきたら好きって言いますから!そう言うと、郁(榮倉奈々)は外へと飛び出していくのでした。

何人もの良化隊員が郁(榮倉奈々)を追い駆けてきます。
あと少しで美術館、というところでは何台もの良化委員会の車が乗りつけて来て、隊員たちが整列して銃を構えています。

そして突然の光!しかしそれは銃器が吹いた火の光ではなく、美術館に詰めかけていたマスコミのカメラが炊くフラッシュでした。
迎えに出ていた茨城県知事や、週刊新世相の折口マキ(西田尚美)に抱えられるようにして倒れ込んだ郁(榮倉奈々)は、本を差し出します。

闘いを終えて。
武蔵野第一図書館ではいつもの日常が帰ってきていました。
毬江(土屋太凰)と小牧(田中圭)のデートを羨ましそうにしている郁(榮倉奈々)に小牧(田中圭)が言います。
堂上(岡田准一)来てるよ。
示された先には確かに堂上(岡田准一)の姿が…。

入院中一回も見舞いに来なかったって怒ってたよ、そう続けた小牧(田中圭)が郁(榮倉奈々)に視線を戻すも、彼が見たのはそそくさと逃げるようにして去っていく彼女の後ろ姿でした。

ところががすぐに堂上(岡田准一)に見つかってしまいます。
こっちへ来い、そう命令されては従わざるを得ません。
帰ったら何か言う約束だったな、そう突っ込んでくる堂上(岡田准一)に上手く答えられずごまかそうとする郁(榮倉奈々)。

そんな彼女に、貰ったオイルが入院中役だったことを告げた堂上(岡田准一)は、郁(榮倉奈々)が言っていたカミツレが飲める店に連れていけ、と言います。
途端に嬉しそうに顔を両手で覆う郁(榮倉奈々)。
その姿に堂上(岡田准一)の顔も緩むのでした。

ラストシーンは仁科(石坂浩二)の退官で終わります。
玄田(橋本じゅん)に見送られ、ひっそりと自身が作り上げた図書隊から去っていく仁科(石坂浩二)。

一つの時代の終焉を見るような最後でもありました。

 

映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」見所!

映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」見所

ファン待望の実写映画の第二弾です。
ヒットした映画の続編、というのはそのクオリティーに多少の不安がつきものだと思いますが、今作は前作を超えようというキャスト、スタッフの皆さんの意気込みがしっかりと感じられました。

この作品の肝であるアクションもラブも、そしてキャラたちの距離感も、全てが前作よりも濃度が高く、ハラハラ・キュンキュン・ニヤニヤが止まらないので、これからご覧になる方はマスクを着用された方が気兼ねなく楽しめるかもしれません。

今回もアクションとラブ、両方楽しませて貰えましたが、アクションは前作と少し撮られ方が変わっているように感じました。
今作ではタスクフォースの殲滅、が描かれていたので主演の岡田さん一人が目立つ形ではなく、タスク全員で闘っている、そんな風な撮られ方だったので、団体で映る事や他の主要キャストが前に出る事も多く、より[戦争]としての臨場感が増していたような気がします。

そして今回も岡田さんのアクションは凄かった!
早すぎて目が追いつきません。

今回も岡田さんはアクションチームの一員として案を出したり、タスク全体の撮影前の訓練でも激を飛ばしたりしていたようなんですが、そんな彼が監督やスタッフさんたちと話す事で無くしたシーンがあるんだそうです。
街へ出て美術館を目指す二人、郁を先に行かせた後、最初の脚本では堂上を案じた郁が戻ってくる、という描写があったようなのです。

しかし、皆が託した本を抱えた郁が帰ってくるのは不自然だ、との思いが最初からあった岡田さんは、自分のアクションを入れる為に郁を戻すのなら必要ない、との思いから話し合いを重ねたんだそうです。

確かに…あそこで郁が帰って来てしまっては、岡田さんがジャニーズであることを揶揄してアイドル映画と言われても仕方ない仕上がりになっていたかもしれません。

皆の想いや、怪我をした堂上を置いて走る郁だからこそ、こちらの感情も揺さぶられるのです。
今回の榮倉さんも、まんま郁そのものでした。

不安げな顔や怒った表情から、焦ったり恥ずかしがったりする郁、そこからの彼女の笑顔は可愛くて仕方ありません。
嬉しい!楽しい!!と顔に書いてあるような笑顔にこちらに気持ちもほっこりしてしまいます。

怪我をした堂上とのシーンは、尊敬し恋心を抱く堂上の弱った姿に自信が揺らいでいる表情から、キスをした後の決意を固めた目の強さまで、榮倉さんは本当に繊細で丁寧なお芝居をされる方だなぁ、としみじみ感じました。

戦争放棄をしている日本という国で、パラレルの世界とは言えども本のために命をかけるなんて現実味がない、と観るのを避ける方がいたとしたら勿体ない!
現実味にとらわれすぎていては映画なんて楽しめません。

図書館戦争じゃなくても、どこの世界にあんなイケメンばかり、美女ばかりの世界がありますか。
言論の自由を縛る向きというのは決して小説・映画の中だけの話ではありません。
作品中で松坂桃李さん演じる慧が語るメディア良化法が出来るまでの経緯を聞けば、今の現実が抱える言葉への問題点とリンクして感じるものがあると思います。

また、こういった難しい事を抜きにしても、緊迫感と爽快感を兼ね備えるアクションと、ニヤけてしまうほど可愛いキュンキュンが味わえる今作。
是非劇場でご覧になる事をおススメします。


この作品の前作はこちらです。

※ 他にも映画のネタバレネタありますよ。

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