田中泯(たなかみん)さんを多くの方が「俳優」だと思っていると思います。
もちろん、最近はその抜群の演技力から俳優業が多くなりましたが、本業は違います。
そんな田中泯(たなかみん)さんのプロフィールやおすすめ作品を紹介します。
田中泯プロフィール
田中泯(たなかみん)
1945年3月10日生まれ:[age birth=”1945-3-10″]
東京八王子市出身
身長:170 cm
1963年:東京都立武蔵高等学校卒業
1965年:東京教育大学を中退
1982年:西独・ミュンヘン演劇祭最優秀パフォーマンス賞受賞
1990年:フランス政府より芸術文化騎士章受勲
2002年:日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞と新人俳優賞を受賞
田中泯(たなかみん)さんは、経歴を見てわかるように、もともとの本職はダンサーです。
クラシック・バレエとモダンダンスを学んでいます。
ですが、私達のイメージするダンサーとは、少々趣きが異なります。
ボキャブラリーが少ない私の言葉よりは、下記の写真を見て頂いた方がよくわかると思います。
ダンサーというよりは、前衛舞踏家?パフォーマーでしょうか?
ただ、田中泯(たなかみん)さん本人は、こういったジャンル分けを非常に嫌っていますので、あしからず・・・
田中泯の圧倒的な存在感!
俳優としての田中泯さんしかご存じない方は、あのずば抜けた演技力・存在感の理由がコレで少しわかったのでは、ないでしょうか?
単身、体一つのパフォーマンスは、俳優としても活かされているわけです。
この「田中泯」という逸材を表舞台に引っ張ったのが、名監督の山田洋次さんです。
真田広之さん主演の「たそがれ清兵衛」で強烈な演技を見せています。
この映画で田中泯さんは、キネマ旬報賞新人男優賞、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞・新人俳優賞を受賞しています。
いちおうこの時は新人でしたから・・・・
「たそがれ清兵衛」は私も鑑賞しましたが、たしかに田中泯さんが鬼気迫る演技で迫力がありました。
山田洋次さんのキャスティングは素晴らしかったと思います。
田中泯のおすすめ出演作品
ここから田中泯さんのTV・映画の露出が一気に増えて現在にいたるのです。
それでは、個人的意見がかなり入りますが、田中泯さんが出演しているおすすめ作品を紹介します。
2005年:メゾン・ド・ヒミコ 強烈なゲイバーのママ
2007年:ハゲタカ 技術士を演じた圧倒的な存在感
2010年:龍馬伝 あの名優、香川照之も霞んで見えた
2011年:八日目の蝉 写真館の不思議な店主を・・・
2014年:るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編 一番原作キャラどおりでかっこよかった
そして、私が一番楽しみにしているのが、NHK連続テレビ小説の「まれ」です。
この作品で田中泯さんは、主人公の祖父的存在を演じます。
これまでどちらかというと影のある暗い役が多かったのですが、この「まれ」では、明るいおじいちゃんの田中泯さんが見れそうな気がするのです。
ちびまる子ちゃんの、おじいちゃん的な・・・
勝手な想像ですが、楽しみです。
連続ドラマ「まれ」の次は「あさが来た」です。