マーベル、アベンジャーズ作品ですが、現在19作品あり、3つのフェーズに分かれています。
この19作品をそれぞれエンドロールを含めて登場人物の関係性と物語、各作品のエンドクレジットとのつながりを解説していきましょう。
アベンジャーズ(マーベル)作品の時系列的繋がりとエンドクレジットを紹介します!
映画アベンジャーズに関わる作品は、2018年公開の『インフェニティ・ウォー』につながっていくのですが、その中でカギを握るのが「インフェニティストーン」です。
各作中で出てくるストーンをすべて集めようと目論んでいるのがサノスであり、彼の手下や仲間が地球のヒーローたちを脅かしていくのが大まかな流れです。
2008年~:フェーズ1『6作品』
1.『アイアンマン』(2008年)
武器の製造と売買による大企業を率いている社長のトニー・スターク。
彼は取引先に赴いた際にテロに捕らえられ、そこでアイアンマンの元となるパワードスーツを作り出し、テロの脅威から身を守りました。
改良したスーツに身を包み、ヒーローとして活躍する中、スーツを狙う敵を倒しつつトニーは「私がアイアンマンだ」と公表して物語は終わります。
エンドクレジットでシールドという秘密裏の組織の勧誘に長官であるニック・ヒューリーが来ます。『アベンジャーズ』への伏線の一つです。
2. 『インクレディブル・ハルク』(2008年)
科学者のブルース・バナーは実験の結果、自らをハルクと返信する力を得てしまい軍に追われることに。
制御できない緑色の巨人のハルクとなると、周囲を破壊してしまいます。
同様の巨人、アボミネーションと戦うことになり、勝利をおさめますが、バナーは人との関りを避けて暮らすようになるのでした。
エンドクレジットでは、トニーが現れてアベンジャーズのチーム結成について語ることで、ハルクも『アベンジャーズ』に関わることを示唆していきます。
3. 『アイアンマン2』(2010年)
科学者イワンに狙われたトニーはアイアンマンとなって戦いますが、スーツをジャックされたりすることでピンチに…
最後には勝つことができますが、アイアンマンのスーツの脅威に対してどうしていくかを問われる内容となりました。
エンドクレジットではシールドのエージェントのコールソンが情報を得て宇宙から落ちてきたハンマーの元へ…
その武器こそが次の作品『マイティ・ソー』の主人公の武器であり、作品のつながりを示しています。
4. 『マイティ・ソー』(2011年)
神々の世界「アズガルド」の王オーディン、その息子のソーは次期王としての実力は持っていました。
しかし、王としての器、つまり性格上にはまだ至らない点があったため、力を奪われたソーは地球へ落とされ、人としての生活を余儀なくされます。
そこにロキがデストロイヤーという強敵を送って来て苦戦を強いられつつも力を取り戻したソーは勝利。
ロキと直接争った際にロキは宇宙へ放り出されて帰らぬ身になったのです。
エンドクレジットではロキが四次元キューブが地球にあることを発見し、彼が生きていたこととキューブを奪おうとしているのが分かります。
これが『アベンジャーズ』につながる重要なワンシーンとなるのでした。
5. 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)
1940年代、人体を強化するスーパーソルジャー計画によりキャプテンアメリカが誕生。
キャップは親友のバッキーと共にレッドスカルと戦いますが、バッキーはその途中に行方不明に…
キャップは彼の死を覚悟し、最終的にはレッドスカルを倒し、その際にレッドスカルが所持していた四次元キューブと共に彼は海の底へ。
キャップは沈んだ先の海で凍り付き、時は流れて現代。
彼が目覚めるとそこは現代。
ヒューリー長官が彼を目覚めさせて物語は『アベンジャーズ』に続いていきます。
6. 『アベンジャーズ』(2011年)
宇宙空間で行方不明になっていたロキはサノスに拾われ、マインドストーンが埋め込まれた杖を持って地球へ。
シールドが保管している四次元キューブを奪還し、チタウリという宇宙の軍を呼び出して地球を滅ぼそうとしました。
それをアイアンマンを中心としたキャップやソー、ハルクといったヒーローたちが阻止し、ロキを捕らえることができたのです。
マインドストーンはシールドで管理され、スペースストーンはアスガルドに収められました。
エンドクレジットではサノスの姿が映し出されたのと、メンバーが揃ってご飯を食べるというシーンが。
しかし、会話は一切なく、みんな黙って気まずそうに食べているシーンがとてもシュールと言われています。
あんなに協力した最強チームの意外性が楽しめるワンショットです。
2013年~:フェーズ2『6作品』
1. 『アイアンマン3』(2013年)
マンダリンと呼ばれるテロのリーダー…彼に狙われたトニーはピンチに陥ります。
それはキリアンという科学者が裏で糸を引いていたためであり、人の力を超越した最強の軍団を率いてトニーを殺そうと企んでいました。
それに対してトニーはこれまで作り上げた42体のアイアンマンスーツをオートで動かして対抗し勝利を収めました。
エンドクレジットはブルース・バナーにトニーが話をしているという仲良しなシーン。
と思いきや、バナーは話が始まってすぐに寝ていたというので笑いを誘うシーンとなっています。
2. 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)
地球で学者を勤めるソーの恋人ジェーン。
彼女がエーテル(リアリティストーン)を見つけてしまい、体に取り込んでしまいました。
ソーは異変に気付き、アスガルドに招いてジェーンからエーテルは取り除きますが、ストーンを狙ってやって来たマレキスという敵が現れて事態は急変。
ソーの母親は殺されてしまい、カタキを討つべくロキと共に戦いますが彼もマレキスの手下に殺されてしまうのでした。
ソーはなんとか勝利を収め、マレキスの脅威から人々を守りました。
エンドクレジットでリアリティストーンがコレクターという収集家に渡されます。
その結果、『インフェニティ・ウォー』でサノスに命を狙われることになりました。
3. 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)
「アベンジャーズ」として戦いを終え、キャップに新たな敵が。
ウィンターソルジャーと呼ばれる暗殺者が現れたため現場に行くとそこには旧友のバッキーの姿が…
昔死んだはずの彼はヒドラに捕らえられ、人体の強化を施されるのと同時に記憶を奪われていました。
そして、暗殺時以外には冷凍睡眠措置に入れられることで、60年以上も生きてきたのでした。
彼を救うべくキャップは奔走しますが、ヒドラの残党がシールドの内部から破壊し始めたことでキャップは戦い、最終的にはバッキーも倒して勝利するのでした。
エンドクレジットにはヒドラがスカーレットウィッチたちの研究をしているシーンがあり、これは『エイジオブウルトロン』への伏線となっていました。
また、もう一つはキャプテンアメリカの歴史や装備品を飾っている博物館に現れるバッキーが…
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 』へつながっていきます。
4. 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)
トレジャーハンターのピーター・クイルはパワーストーンを見つけ、それを売り払おうとしたことで追われる身に…
サノスの手下のロナンに狙われたピーターは偶然出会った4人の仲間と共に立ち向かい、最終的にはノヴァという惑星を救いつつもパワーストーンは惑星にて管理されることになりました。
エンドクレジットではコレクターとハワード・ザ・ダックの姿があり、コレクターはインフェニティストーンを所持していることから『インフェニティウォー』への伏線となります。
5. 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)
ヒドラの残党がシールドに保管してあったマインドストーンを奪い、それを元に人体実験を行います。
その結果、超能力を身に付けたスカーレットウィッチとクイックシルバーの姉弟が誕生。
アベンジャーズはマインドストーンを奪取しましたが、危機感に駆られたアイアンマンはそれを元にウルトロンを作り出してしまいます。
ウルトロンは地球を滅ぼそうとし、アベンジャーズはマインドストーンから生まれたヴィジョンと共に死闘を繰り広げて勝利します。
エンドクレジットではサノスの姿が映し出されており、『インフェニティウォー』に関わる暗躍を示唆しています。
6. 『アントマン』(2015年)
スコットは娘と妻がいる中、仕事で問題を起こしてしまってから挫折続き…
そんな彼がピム博士に合ってアントマンのスーツを得てヒーローとしての活躍が始まります。
スーツを着るとパワーはそのままで1.5センチまで縮み、アリと交流できるという特殊な力が備わるのでした。
アントマンとしてピム博士の研究を悪用しようとする「イエロージャケット」と戦い、勝利を収めました。
エンドクレジットではピム博士の妻が「ワスプ」として活躍していた際のスーツを娘のホープにゆだねます。
アントマンと似た力を持つワスプは2018年8月31日公開の『アントマン&ワスプ』で活躍するでしょう。
アイアンマンのスタークも登場して、アベンジャーズに勧誘?されるわけです。
「アントマン」のネタバレ記事もあります。
2016年~:フェーズ3
1. 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)
ヒーローは国連の管理下に置かれるべきか、それとも自由に活動するべきか…
アイアンマンを中心に「ソコヴィア協定」が締結されるのですが、その際の各国の主要人物が集う会議でワカンダの王が殺され、国の守護者であるブラックパンサーが立ち上がります。
容疑をかけられたのがバッキー…
キャップは彼を救うべく奔走し、アイアンマン率いるチームと戦うことに。
2分化したアベンジャーズは最終的にはそのまま…
バッキーに罪を着せようと暗躍していたジモ大佐を捕らえて終わりました。
エンドクレジットではスパイダーマンが新たなスーツを入手し『スパイダーマン ホームカミング』につながることを示唆しています。
2. 『ドクター・ストレンジ』(2016年)
医者であるストレンジは車の事故で手を大きく損傷し、これまでのような精密な手術ができなくなってしまいます。
そこで名医を求めてエンシェントワンの元へ。
魔法の力を得たストレンジはカエシリウスという敵と対峙し、彼が呼び寄せたドルマムゥとも戦うことに…
最終的にはストレンジが扱うアガモットの目(タイムストーン)で時を操り、ドルマムゥを退けました。
エンドクレジットではストレンジの仲間だったモルドが悪事を働こうという示唆が見られるシーン。
そして、ソーがストレンジの元を訪れ、父オーディンを探して欲しいと頼むシーンが。
後者は『マイティ・ソー/バトルロイヤル』でソーが地球に来た際の話とつながります。
3. 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックス』(2017年)
ピーターと仲間達は依頼を受けて任務を遂行しつつ、宇宙を守っていました。
そんな折、ピーターの父親と名乗るエゴと出会い、会ったことの無い父に胸を躍らせるピーター…
しかし、エゴは自身の神と同等の力をピーターに使わせるべく、利用しようと考えていたのです。
仲間と協力し合ってエゴを倒しますが父代わりに育ててくれたヨンドゥを亡くし、ピーター達は悲しみました。
エンドクレジットでヨンドゥの仲間だったスタッカーがチームを再結成するという示唆がありました。
他の作品として製作される可能性があるのでしょうか?
4. 『スパイダーマン/ホームカミング』(2017年)
アベンジャーズの一員として活躍を経たスパイダーマンは再び大きな戦いに身を置くことを心待ちにしていました。
そこにヴァルチャーという武器商人を発見したことで密かに探り、ついには敵の正体までこぎつけます。
危険な行動をしたことで一度はアイアンマンに注意を受けますが、その活躍により和解。
再びアベンジャーズとしての戦いに身を投じることになっていきます。
エンドクレジットで警察に引き渡したヴァルチャーが刑務所内でピンチに陥りそうな場面が…
スパイダーマンの次回作に続くワンシーンと考えられています。
5.『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017年)
ソーはオーディンに成り代わっていたロキの策略を見抜き、地球にいたオーディンを探します。
彼を見つけると寿命を全うしかけており、ソーには姉のヘラがいると示唆…
その彼女はアスガルドを滅ぼすべく戦いを仕掛け、ソーとロキは協力して彼女を倒すことになります。
ソーは愛槌のムジョルニアを破壊されて劣戦を強いられつつもなんとか勝利。
しかし、アスガルドが滅んでしまったため、住んでいた住人と共に宇宙へ…
ロキはその際に国に納められていた四次元キューブ(スペースストーン)を持ってきていました。
エンドクレジット時に彼らの宇宙船の前に立ちはだかる大きな宇宙船が現れます。
これが『インフェニティウォー』のサノスの襲来を表しているのでした。
マイティ・ソー/バトルロイヤルの詳細記事もあります。
6. 『ブラックパンサー』(2018年)
技術力の高いワカンダ王国…
この国を狙っていたのは王であるブラックパンサー(ティ・チャラ)の従兄弟のキルモンガーでした。
彼は親の仇もあってティ・チャラに戦いを挑み、勝利した結果王位を継承します。
生死をさまよったティ・チャラは再び戦った結果、勝利を収めて再び王として国を収めます。
エンドクレジットでは秘密にされていたワカンダのハイテクノロジー技術を世界に分け与えることと、シビルウォーの戦いで片腕を失っていたバッキーがワカンダで療養しているシーンがあります。
後者は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』につながる伏線となりました。
7. 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 (2018年)
宇宙を漂流していたソーの元にサノスが現れ、ロキからスペースストーンを奪取。
コレクターからはリアリティストーンを、そしてノヴァ軍から入手していたパワーストーン、地球でヴィジョンに埋め込まれたマインドストーン、ストレンジが持つタイムストーンを順次集めていきました。
そしてソウルストーンも手に入れてしまいます。
アベンジャーズがそれぞれ守ろうとしたのも敵わず、サノスは集めたインフェニティストーンの力を使い、宇宙に存在する生き物の半分を消滅させてしまうのでした。
エンドクレジットでは目的を達成したサノスが穏やかな表情を浮かべ、地球でヒューリーが助けを求める発信をしました。これは今後の作品に関わっていくものだと考えられています。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの詳細記事もあります。
アベンジャーズのこれからは?
これからはラスボスのサノスとの最終決戦に向けて流れていきます。
その最終戦となる作品の前に公開されるマーベル作品には、おそらくこの最終戦の伏線となるような重要なポイントが描かれると思います。
これまでの伏線をどう回収して、描かれていくのかも楽しみですね。
一応、おさらいと言うか、復習として、これらのアベンジャーズ・マーベル作品が無料で見れるサイトを紹介して終わりたいと思います。
U-NEXT なら無料お試し期間が31日間ありますので、その間にこれらの作品を見ることが出来ます。
期間内に解約すれば、お金は一切かからないシステムです。
・アイアンマン全シリーズ
・インクレディブル・ハルク
・マイティソー全シリーズ
・キャプテンアメリカ全シリーズ
・アベンジャーズ
・アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー全シリーズ
・アントマン
・ドクターストレンジ
・スパイダーマン/ホームカミング
・ブラックパンサー
無料作品ではなくても、登録時にもらえるポイントを使えば無料で見れますよ。