ドラマ「コウノドリ」が始ります。
ご存じ人気漫画「コウノドリ」の実写ドラマ化です。
小栗旬さんも共演することが決まって盛り上がっていますね。
今回はこのドラマ「コウノドリ」のネタバレ、最後ラスト結末、最終回予想をしたいと思います。
永井浩之(小栗旬)の話、四宮先生(星野源)とつぼみちゃんの結末・・・
純粋にドラマ「コウノドリ」を楽しみたい方は、以下スルーしてください。
原作漫画「コウノドリ」とドラマ版「コウノドリ」
実は私、漫画コウノドリの大ファンです。
涙腺を崩壊してくれる私の清涼剤のようなマンガです。
実際には「生と死」というリアルな問題を描いているのですが、重いテーマでも入りやすいのが人気の秘密でしょう。
マンガでは数話ずつの短編完結のお話がいくつも登場するのですが、そのすべてが面白い!ドラマ化と聞いた時に「どの話をやるのか?」と思ったくらいです。
マンガ「コウノドリ」ファンも、どの話が取り上げられるか楽しみだと思います。
ドラマというと何かと「視聴率」ばかりが話題になりますが、個人的にはキャストがどうであろうと演出がどうであろうと、原作が素晴らしいので十分見ごたえのあるドラマになると思っています。
もちろん、マンガ「コウノドリ」ファンも、あの感動のストーリーをどう映像化されるのか、気になって見ちゃうと思います(笑)
さて、肝心のストーリーですが、正直どの話がドラマになるのかはよくわかりません。ただ、キャストの発表で、小栗旬さんが出演という情報が・・・
それも「小栗旬さんが演じる永井浩之の妻が不慮の交通事故に遭い意識不明という事態にみまわれる・・・」と聞けばコウノドリファンの方はピンときますね。
そうです。あの救命救急の話です。
コウノドリの中でも、トップ3に入る号泣回です。
ドラマの公式サイトでも、
小栗が演じる浩之は、中堅事務機器メーカーの営業マン。
結婚しマイホームを手に入れ、妻も念願の赤ちゃんも身ごもり、幸せな日々を送っている。
しかし、ドラマ版の物語全体の中盤からクライマックスにかけて、父親として、そして、一人の男性として、鴻鳥サクラ(綾野剛)に影響を与え、突き動かしていく重要な役割を担う。
鴻鳥サクラ(綾野剛)は、懸命に生きる彼の姿から、“ある何か”を得て、封印していた過去と向き合うことになり、ドラマオリジナルの結末へと導かれていく。
とありますから、この救急の話は最終話までもつれ込むのでしょう。
コウノドリの永井浩之(小栗旬)最後ラスト結末は?
どうも永井浩之(小栗旬)はドラマ序盤から、チョイチョイ顔は出しそうですね。
マンガではいきなり登場ですが・・・
永井浩之(小栗旬)の妻、永井晴美(川村ゆきえ)は、鴻鳥サクラ(綾野剛)の病院に定期的に健診に来ている。という設定でしょう。きっと。
その永井晴美(川村ゆきえ)がドラマ中盤あたりで交通事故に遭ってしまう・・・
意識不明の重体です。
胎児には問題がないのですが、お母さんである永井晴美(川村ゆきえ)の意識は戻らないまま昏睡状態に入ってしまいます。
鴻鳥サクラ(綾野剛)は、分娩誘発をして分娩に持ち込みたいのですが、救急の加瀬宏(平山祐介)は救急救命医としてそれは認められないと言います。
産婦人科医師と救急救命医師の立場から意見が分かれてしまうのです。
結局、妻を助けるか、赤ん坊を選ぶかの究極の選択を、夫である永井浩之(小栗旬)にゆだねます。
苦悩する永井浩之(小栗旬)・・・
永井浩之(小栗旬)は、永井晴美(川村ゆきえ)が映っている少し前に自分が撮った動画を見て決心します。
その動画の中で永井晴美(川村ゆきえ)は「自分の命より大切なものって、やっぱりあるんだよ」と笑いながら言っていたのです。
そして永井晴美(川村ゆきえ)の容態が急変します。
永井浩之(小栗旬)の下した決断は「赤ん坊の命を優先させてくれっ!」との悲痛な叫びでした。
救急の加瀬宏(平山祐介)は「3分以内に赤ちゃんを取り上げろ」と鴻鳥サクラ(綾野剛)と同じく産婦人科医の四宮春樹(星野源)に命じます。
場所を移動している時間もなく、その場で帝王切開をします。
そして無事に女の子が生まれたのですが、永井晴美(川村ゆきえ)はその6分後に亡くなってしまいました・・・
永井浩之(小栗旬)は、愛する妻の死とわが子の誕生を知るのです。
ここまででもすでに涙なのですが、この後の鴻鳥サクラをはじめとする医師の会話が号泣です。
■ 救急の加瀬宏(平山祐介)
「救命に入ったばっかの頃は患者を助けられなかったたびにワンワン泣いてた…スゲー悔しくてさ。
そのうち助からない患者の数に自分の涙の量が追いつけなくなって泣けなくなったけど、でも悔しいってのは今もちっとも変わんねぇや」
加瀬宏(平山祐介)は、永井晴美(川村ゆきえ)が心臓停止してから、赤ん坊が生まれるまでずっと心臓マッサージをしていました。
ずっとです・・・ひたすらに全身全霊をかけて・・・
■ 産婦人科医の四宮春樹(星野源)
永井晴美(川村ゆきえ)が亡くなった後、鴻鳥サクラ(綾野剛)が「永井晴美(川村ゆきえ)さんの傷口を最後まで綺麗に縫合してから行く」と言います。
すると、四宮春樹(星野源)も「こんなに頑張った妊婦、放って行けるか」と言って一緒に残って縫合します。
■ 鴻鳥サクラ(綾野剛)
赤ちゃんのへその緒を「2つ」用意してあげます。
ひとつは永井浩之(小栗旬)に、もうひとつは永井晴美(川村ゆきえ)のお棺に入れられるように・・・
そしてベイビー(鴻鳥サクラ)として、とりつかれたようにピアノを激しく演奏する姿が描かれます・・・
ヤバイです。思い出し泣きしそう・・・
この後、一か月検診に永井浩之(小栗旬)が病院を訪れて鴻鳥サクラ(綾野剛)と会話するシーンがあります。
どんな内容だったかのかは、曖昧なのですが、最後の鴻鳥サクラ(綾野剛)の笑顔が印象的でした。
コウノドリ四宮先生の過去
どうも暗い四宮先生(星野源)
助産師の小松留美子(吉田羊)も言ってましたね。
「どうしてあんな性格になっちゃったんだろう」と・・・
もともと四宮春樹(星野源)も、鴻鳥サクラ(綾野剛)と同じく、明るい前向きな医師だったのです。
しかし、ある事件から、心を深く閉ざしてしまうようになりました。
みなさん、お気づきの通り、四宮春樹(星野源)が本「グリとグラ」を読んであげている「つぼみちゃん」が関係しています。
つぼみちゃんのお母さんの担当医をしていた四宮春樹(星野源)は、お母さんに喫煙を止めるように諭していました。
しかし、喫煙を止められないお母さん・・・
四宮春樹(星野源)も、この頃は鴻鳥サクラ(綾野剛)と同じく患者に優しい先生だったため、強く言う事が出来ません。
結果、お母さんは常位胎盤早期剥離になり、出血が止まらず大量出血で母親は死亡してしまうのです。
そして、生まれたつぼみちゃんは、重度の脳性麻痺で植物状態になり、回復の見込みが無い・・・
つぼみちゃんの父親は、自分の娘が植物状態になった事をしり、連絡が取れなくなってしまいます。
つぼみちゃんは家族にも見捨てられてしまったのです。
四宮春樹(星野源)は、つぼみちゃんの家族を壊してしまった自責の念から、患者に厳しく無愛想な医者になってしまったのです。
無理にでも喫煙を止めさせるべきだった。たとえ患者に嫌われても・・・
そして誰も見舞いに来ないつぼみちゃんを、毎日見舞うようになったのでした。
四宮春樹(星野源)とつぼみちゃん
原作マンガでは、つぼみちゃんは6歳になる前に心停止で亡くなってしまいます。
霊安室で、つぼみちゃんと一緒にいる四宮春樹(星野源)は号泣シーンです。
そこになんと、つぼみちゃんの父親が現れます。
もちろん積もり積もる気持ちを四宮春樹(星野源)は父親に言う事ができません。
つぼみちゃんのお母さんは、四宮春樹(星野源)を信頼していました。
それなのに母親は亡くなってしまった・・・
それを父親は恨んでいたのです。
父親は思い出すのが嫌で逃げていたんですね。
四宮春樹(星野源)は毎日、つぼみちゃんに会いに行っていました・・・
四宮春樹(星野源)は一日でも、治してあげたかったと、強く後悔するのです・・・
「医者が、治せない患者に毎日会いに行くのは、やっぱり苦しい」
四宮春樹(星野源)の隠された素顔をみせる号泣回です。
四宮春樹(星野源)は、別の妊婦さんでやはり喫煙を止められなかったために、重大な症状になってしまった木村法子(山田真歩)の手術をします。
この木村法子(山田真歩)にも、四宮春樹(星野源)は、喫煙を止めるように厳く指導していました。
「私はタバコを止めない妊婦は、母親になる資格がないと思ってますから」と・・・
つぼみちゃんの件がトラウマになって今の四宮春樹(星野源)になってしまったのです。
四宮春樹(星野源)が、患者に厳しくあたるのは、憎いからじゃなく「大事な命を守りたいから」
やり方は違っていても、根底にあるモノは、鴻鳥サクラ(綾野剛)といっしょなのです。
四宮春樹(星野源)が、患者に厳しい為、患者からはあまり人気がありません。
ある土屋さんという夫婦からも担当医を変えてくれとの要望がありました。
その土屋夫婦は、口蓋裂という症状になってしまいます。
無事に出産する事ができるのですが、お世話になった鴻鳥サクラ(綾野剛)に土屋夫婦がお礼を言うと、実は四宮春樹(星野源)も懸命に手を回してくれていた事を知ります。
驚く土屋夫婦・・・
しばらくして土屋夫婦が、四宮春樹(星野源)に挨拶に来ます。
そしてこう言います。
口腔外科の先生を紹介してくれてありがとう。
お腹の子を必ず治すこと。
妊婦には優しくしてください。
最後の言葉に、笑う四宮春樹(星野源)に、これからの変化を予感させて終わります。
ドラマ「コウノドリ」の最終回結末予想
ドラマ「コウノドリ」の最終回は、前述したように、この永井浩之(小栗旬)の件が大きく影響するそうです。
峠田浩プロデューサーコメント
綾野さん、脚本家の山本むつみさん、監督と、今回、コウノドリを作る上で、たくさんの話をしてきました。
その中で、原作・コウノドリを大事にしながら、ドラマ版なりの物語の最後を迎えるには、どんな結末がいいかというのが最大の課題でした。
そして、私たちなりに、ある結論を出しました。
その結末に向け、突き進むには、鴻鳥サクラに大きく影響を与える人物が必要で、それが、原作にも出てきた、この浩之でした。
原作マンガはまだ連載中ですから、ドラマ版のオリジナルの結末は・・・
鴻鳥サクラ(綾野剛)の母親はシングルマザーでした。
そして鴻鳥サクラ(綾野剛)が生まれてすぐに亡くなっています。
その後、乳児院と児童養護施設に預けられ育てられたのが、鴻鳥サクラ(綾野剛)です。
ココを踏まえたうえで、恒例のごとく(笑)、私の完全なる予想は・・・
子供の為に一生懸命頑張るシングルファザーの永井浩之(小栗旬)の姿を見て、鴻鳥サクラ(綾野剛)は自分の父親について考えだします。
自分の出生の秘密?ですね。
父親に会えるかどうかは別にして、鴻鳥サクラ(綾野剛)の家族に関するラストかな?と現段階では予想しています。
早く映像で見たいですね!