メイクは時代の移り変わりによってその流行が変わりますが、眉毛ほど誰もが揃えたように流行る部分はないのではないでしょうか?
アイカラーやリップカラーは、時代や季節によって流行の色があっても、やはり顔立ちによったり好みによったりしてそこまでの爆発的なヒット!と言うのは滅多に聞きませんが、眉毛は確実に時代を作るポイントになっています。
昭和時代のアイドルを見れば太め下がり眉、1990年代は安室奈美恵さんの人気により爆発的に増えた細めの上がり眉。
今はまた太めのナチュラルな眉毛が流行っているようですね。
アイブローをペンタイプからパウダータイプに
眉は確かに流行り廃りがあり、その形が顔の若々しさを作るともいえますが、しかし顔立ちによっては似合わなかったり、流行そのものの眉を再現する技術が無かったりすると顔の印象自体をイマイチなものにしてしまう可能性があります。
あまりにも流行に踊らされるのは危険だということですよね。
その事に気付いた私は、流行に流されない自然体の眉毛を作るために、それまで使っていたペンシルタイプのアイブローから、パウダータイプのものに変えてみました。
ちなみに使っていたのは、資生堂の鉛筆タイプのアイブロー。
これが安価で芯が柔らかく使いやすかったので、かれこれ10年以上使っていましたが、細い眉を描くには向いているペンシルも、太眉を作ろうとするととても使い勝手が悪く…。
柔らかな芯のペンシルは描き易い反面擦れやすい特質も兼ね備えている為、ボカそうとすると消えてしまうんですよね。
ALBION化粧品 アイブロウデュオ
そこで、目を付けたのがALBION化粧品から出ているアイブロウデュオと言う商品です。
これはペンシルとパウダーが一体化された商品で、太くも細くも描ける、と言う点でとても魅力的な商品でした。
しかし、それまで描き易いという理由で資生堂のペンシルを使っていた私にとって、このアイブロウペンの芯がとても固い為なかなかに描き辛く、また使い始めて少し経つとこの商品自体の製造が終わる、という事情もあり、結局そう長くは使わないままに終わりました。
KATE デザイニングアイブロウN
次に試したのが、KATE デザイニングアイブロウNです。
これは3種の色がパレットタイプになったパウダーアイブロウです。
ペンシルはないので、眉尻の部分は上手く書けるか心配だったんですが、添付ブラシが割と堅めのしっかりした毛質のため、まったく問題なく細い眉尻が引けました。
この堅めブラシの反対側はフワッと柔らかな毛質のブラシが付いており、これは本来一番薄い色をとってノーズシャドーに使う物の様です。
しかし私はこの太いブラシを使って眉頭を作ります。
太いブラシにアイブローの3色を混ぜるようにして含ませて使うと、ボヤッとした眉の始まりを作るのにとても便利で、簡単に自然な眉が作れるので重宝しています。
パウダーアイブローの利点
ノーズシャドーは普段は使っていませんが、お出掛けや集まり事や婚礼の時など、ちょっときちんと顔を作りたいときなんかに軽く中指の腹にとり、それを親指と少し擦って色を落としてから眉頭から目頭に向かって薄く、サラッと馴染ませて使っています。
そこまではっきり色が出るような使い方ではありませんが、これだけの事で陰影が生まれ顔の印象が少し変わるので、アイブローをパウダータイプに変更したことに、1つプラス要素が加わったような気がしますね。
元々、眉の毛質が柔らかく細いタイプの私は、ペンシルタイプよりパウダーの方が使いやすく、自然な形で仕上げられることが分かりました。
顔立ちがハッキリしてキツイ印象を抱かれがちの方や、少しメイクをしているだけで派手な印象を抱かれてしまうような方にも、パウダーアイブローの方がぼんやりとした優しい印象を作れる分おススメな気がします。
ペンシルと違ってしっかりとした線が引けるわけではありませんが、その分失敗してもごまかしやすい、多少不器用でも描き易いのはパウダーなのかもしれません。
価格帯も広くKATEなど、割と購入しやすい金額の商品もありますので、一度お試しになってみませんか?
※バレないすっぴんメイクのやり方!おすすめ化粧品とその方法!の記事もあります。