劇場版映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)」は、漫画・アニメにはない完全なオリジナルストーリーになっています。
元の原作である朝霧カフカ・春河35作品にはない新キャラクター「澁澤龍彦」が登場します。
そんな、劇場版映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末はどうなるか?
事件の真相を紹介します。
純粋に劇場版映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)」を楽しみたい方は、以下スルーしてください。
■ スタッフ
監督: 五十嵐卓哉
製作: 文豪ストレイドッグス DA 製作委員会
脚本: 榎戸洋司
撮影: 神林剛
音楽: 岩崎琢
オープニングテーマ「Deadly Drive」
作詞 – 谷山紀章 / 作曲 – 飯塚昌明歌 – GRANRODEOエンディングテーマ「僕ら」
作詞・作曲 – PON / 歌 – ラックライフ■ 主要キャスト
中島敦:上村祐翔
太宰治:宮野真守
芥川龍之介:小野賢章
中原中也:谷山紀章
泉鏡花:諸星すみれ
国木田独歩:細谷佳正
江戸川乱歩:神谷浩史
谷崎潤一郎:豊永利行
宮沢賢治:花倉洸幸
与謝野晶子:嶋村侑
谷崎ナオミ:小見川千明
福沢諭吉:小山力也
森鴎外:宮本充
エリス:雨宮天
織田作之助:諏訪部順一
坂口安吾:福山潤
フョードル・D:石田彰
澁澤龍彦:中井和哉
「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」あらすじ
世界各国では異能力者が相次いで自殺する怪事件が発生していました。
すでに自らの力により命を断っていた異能力者たちは500名以上・・・
この事件を「異能力者連続自殺事件」の依頼を受けた武装探偵社は、事件への関与が疑われる男の確保へ乗り出す。
対象の名は、澁澤龍彦。
古き過去より絡み合う因縁の赤い糸が紡ぐ物語の行方ははたして――
「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」ネタバレ
88日に及び続けられた龍頭抗争中、死体が重なる道路をポートマフィアの中原中也はバイクで駆けていました。
彼の異能力は重力を操ることができ、ビルの壁を走って屋上へ。
そこには仲間の太宰治が捕まったふりをしていました。
太宰は手錠を解いて中也と敵を殲滅しつつ、他のマフィアの仲間を助けに建物内へ。
中では白髪の男のが宝石を数えており、後ろには仲間の死体…
激怒した中也は能力を解放して一帯は爆音に包まれます。
それから6年、太宰はお墓参りに来ていました。
そこに異能探偵社の新入りである中島敦が訪れ、誰の墓かと問いかけると亡き友だと太宰は言います。
友が亡くなったのをキッカケにマフィアを抜けて、探偵社に入ったと言い、太宰は友だった織田作之助の最期の言葉を思い出すのでした。
敦は探偵社にて会議があるため太宰を呼びに来たのですが「新しい自殺方法を思いついたからパス」と言って彼は去るのでした。
探偵社では映像を元に霧の事件の報告が始まります。
数分の濃霧の後に異能者が自らの力で死を遂げるという怪奇現象が世界各国で100件以上起き、死者は500人にも上っていました。
自分の氷を操る異能に貫かれていた者、トランプのカードで刺されている者…
まるで異能者たちの自殺でした。
その中で澁澤龍彦という人物が捜査線に挙がる中、異能者である社員たち自身の身の安全のためにも事件の捜査が開始されます。
国木田独歩と谷崎潤一郎は諜報員から情報を収集するため埠頭へ。
しかし、そこには諜報員の死体とナイフの刺さったリンゴがあっただけでした。
中島敦は悪夢から目覚めたところ、うなされていたのを心配した泉鏡花が声をかけます。
すると、2人とも霧の夢を見たということで窓を開けると霧が街を覆っていたのです。
2人はひとまず探偵社へ向かいますが人々は誰もおらず、歩いていると虎が襲ってきたため驚きます。
2人は走って逃げる途中に国木田と合流し、虎の正体は敦の異能力「月下獣」が具現化したのだと言います。
一連の異能者が死亡する事件は自殺ではなく、自分の異能に殺されるという事件だったのです。
そこに鏡花の「夜叉白雪」も現れ3人は襲われつつ、車に乗って急ぎ探偵社へ。
社内は荒れていて誰もいませんでしたが、国木田は隠してあった通信機器をつなぎました。
画面には内務省異能特務課の坂口安吾が映り、霧のせいで回線が不安定だったため手短に状況を説明します。
今まで一番規模の大きい霧がヨコハマを覆っていて廃墟された地にある塔に澁澤がいる…
そして彼の排除を命じたのでした。
通信が終わると外に国木田の異能「独歩吟客」が現れて、紙に書いた手りゅう弾などを具現化して襲い掛かります。
国木田は彼を引きつけている間に敦と鏡花は再び車で移動。
途中、マフィアの一員である芥川龍之介と出会い、彼の案内する霧から隔離された秘密の通路を使って塔に向かうのでした。
敦は敵対していて、命を狙われたこともある芥川とは共に行けないと言いますが、元マフィアの鏡花は彼の実力を知っており、任務遂行のためには必要だと言います。
そしてバラバラに歩いている所に異能が襲ってきました。
異能を倒すことで自身に力が戻りますが、敦は勝てるわけがないとしり込みします。
しかし、戦っていた鏡花の剣が折れてピンチになったため、落ちていたコンクリートを盾に助けに入るのでした。
そして異能の額に合った結晶を壊して消滅させ、敦も虎の隙をついて後頭部に合った結晶を壊すことができたのです。
太宰は塔の中の溶鉱炉で異能と戦い、一度は煮えたぎった炉の中に落としたのですが異能は無傷。
そこにさらに手りゅう弾を腹の中へ食らわせたことで、内部に合った結晶を壊すことができました。
「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」事件の真相
その頃、塔には澁澤と太宰、フョードルがいました。
塔には殺された異能力者の異能力の結晶が集まっており、そのコレクションの部屋に集まった3人…
一連の事件の犯人は澁澤で、裏ではフョードルが澁澤を操っていました。
澁澤は普通の異能者の結晶と違った輝きを持つ異能者を探していました。
フョードルは澁澤の異能を結晶にする力を利用して、大量の結晶を集めて特異点を発生させ、街を混乱に陥れるのが目的だったのです。
それには太宰の異能「人間失格」(相手の異能力をキャンセルする力)が必要でした。
そしてコレクションに合った異能力を集める力を合わせて、全ての異能を吸収したことで強大な力の特異点となりました。
巨大な龍が誕生したのです。
目的が達成されると、太宰は澁澤に毒を塗られたナイフで刺され、そのまま特異点の化身となった巨大な龍の内部へ…
一方、澁澤は探していた能力の結晶ではなかったことにショックを受け、フョードルが彼をだましていたと知りますが、その瞬間に喉を切り裂かれます。
実は澁澤は探していた結晶を一度見た際に殺されており、異能によって動いていたのです。
その結晶を持つ者が敦でした。
その昔、澁澤は敦を実験体にして、無理やり力を解放させたことで、虎に変身した敦に殺されていたのでした。
敦もそのことを思い出してショックを受けます。
「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」ラスト最後の結末
特異点の龍を倒すために坂口は中也を作戦基地に呼びました。
そこで過去に澁澤を利用した政府が抗争を起こし、それが原因で仲間は死んだことを責める中也。
ですが、マフィアのトップからの命令と過去の復讐もあって龍と対峙します。
力を解放して強大な戦いを経て勝利を収め、龍に取り込まれていた太宰の顔を殴ります。
すると錠剤が吐き出され、あらかじめ毒を盛られると予測していたのと、旧友は殴ると思ったと言い太宰は目覚めるのでした。
そして太宰の異能力キャンセルにより力を暴走させて戦っていた中也も元に戻ります。
どうやら太宰は澁澤に殺されるというのと、フョードルが特異点を作り出すことまでは分かっていて協力してたようです。
最終的には敦が澁澤に勝つと信じ、一見裏切ったように見える太宰の行動を中也は信じてくれると踏んでいた…
塔ではフョードルは異能を集める結晶のかけらを澁澤に与えたことで、今度は澁澤が特異点として力をふるおうとしていました。
そこに太宰と鏡花が追いつきますが、澁澤の力は強く薙ぎ払われる2人。
力を取り戻した敦が駆けつけて、過去の因縁の蹴りを付けるべく協力してようやく勝利するのでした。
特異点の開放により一時は地球全体が危機に陥ったことで、欧州から集中攻撃を受けそうになったヨコハマは救われ、探偵社も元の日常に戻ることができました。
しかし、フョードルは消えたままです・・・
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