映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」は、クリス・ヘムズワース主演、タイカ・ワイティティ監督の2017年のアメリカ映画です。
「マイティ・ソー」の実写映画シリーズ第3作になります。
そんな、映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末はどうなるか?
ヘラの正体やムジョルニアの真の意味を紹介します。
純粋に映画「マイティ・ソー バトルロイヤル」を楽しみたい方は、以下スルーしてください。
■ スタッフ
監督: タイカ・ワイティティ
製作: ケヴィン・ファイギ
脚本: エリック・ピアソン
撮影: ハビエル・アギーレサロベ
音楽: マーク・マザーズボー■ 主要キャスト
マイティ・ソー:クリス・ヘムズワース
ロキ:トム・ヒドルストン
ヘラ:ケイト・ブランシェット
ヘイムダル:イドリス・エルバ
グランドマスター:ジェフ・ゴールドブラム
ヴァルキリー:テッサ・トンプソン
ブルース・バナー / ハルク:マーク・ラファロ
スカージ:カール・アーバン
オーディン:アンソニー・ホプキンス
ドクター・ストレンジ:ベネディクト・カンバーバッチ
ホーガン:浅野忠信
「マイティ・ソー バトルロイヤル」あらすじ
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から2年後の物語です。
ソーはアベンジャーズのメンバーから離れ、オーストラリアで暮らしていました。
ところが、故郷のアスガルドに重大な危機が迫っている事を知り、急遽アスガルドに帰ります。
そこには、死を司る女神ヘラがいました。
ヘラに敗北するソー。
囚われの身となったソーは、アスガルドは、いったいどうなってしまうのか?・・・
「マイティ・ソー バトルロイヤル」ネタバレ
ソー・オーディソン(クリス・ヘムズワース)は故郷アスガルドを出て宇宙を旅し、惑星ムスペルヘイムに辿り着きました。
ソーは、統治者のスルト(敵対する炎の巨人)の思惑と目的を聞き出すために、わざと囚われの身になりました。
「王であるオーディンが不在の今、恨んでいるアスガルドを破壊しに行く」
そうスルトは言い放ち、ソーに詰め寄ります。
それを聞いたソーは、鎖を引きちぎってハンマーのムジョルニアを呼び、襲い掛かるスルトと仲間達を薙ぎ払って倒しました。
スルトの力を封じ込めた兜を持って故郷に帰ると、そこにはいつもの守護者ではなく、後任のスカージ(カール・アーバン)という男がいました。
不審に思ったソーは王宮に急ぎます。
王宮では父のオーディン(アンソニー・ホプキンス)が余興の舞台劇を楽しんでいました。
劇の内容は、ソーの義理の弟であるロキが身を挺して戦い、命を落としたこと。
そして自分の死後には大きな像を立てて欲しいと願ったこと。
オーディンは彼の死を悼み、感謝したことなどが演じられていました。
ソーはオーディンに詰め寄り、宇宙にある9つの世界が不安定であるのに、道楽に身を興じて良いのかと問い正します。
身の危険を感じたオーディンは変身を解き、ロキ(トム・ヒドルストン)の姿になりました。
このオーディンはロキの変身だったのです。
オーディンの記憶を奪って地球に送ってやったと言うロキは、ソーと共に地球へ向かう事になったのでした。
ロキが案内した先は高齢者用の施設。
しかし、施設は取り壊されていたためオーディンの行方はわからなくなります。
「この事態は予期してなかった」
と言い訳するロキの足元に突然、謎の紋様が光り、ロキはどこかへ落ちていってしまいました。
「マイティ・ソー バトルロイヤル」ドクター・ストレンジ
残されたのは一枚の紙、そこには『ブリーカー・ストリート177A』という住所が書かれていました。
ソーは住所の元に行くと、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)と名乗るマントを羽織った男がいました。
魔法使いである彼は、地球の脅威を見つけ出し、以前に侵略を目論んだロキを捕らえたんだと話しました。
ソーは地球に来た経緯を話すと、ストレンジはオーディンがノルウェーにいると教えます。
そして、ストレンジは異空間で落ち続けていたロキをワープから出して、オーディンの元へ兄弟を送ったのでした。
ヘラの正体
オーディンは記憶操作の術を自力で解いており、アスガルドが終焉(ラグナロク)を迎えると子供達に言いました。
寿命が近かったこともあり、消えそうになるオーディンは、最後に『ヘラ』という第一子がいたことを話します。
ヘラはソーやロキの姉にあたるのです。
もちろん、ソーやロキはヘラの存在を知りませんでした。
ヘラはオーディンが9つの世界を征服した際に、他の世界も支配したいと言い出しました。
そして手がつけられなくなったヘラを、オーディンは追放したのです。
オーディンはヘラに恨まれており、彼女は必ずやってくると言い残して消えていったのでした。
そして空は暗くなり、突如やって来たヘラ。
死の女神である彼女は、オーディンの死に際が見れなかったことを残念がりました。
そんなヘラに、ソーはハンマーを放ちます。
しかし、彼女はハンマーを握りつぶして破壊し、力の差を見せつけました。
ロキは危機を察してアスガルドの門番に転送を命じますが、転送中にヘラはソーとロキを薙ぎ払って単独でアスガルドに到着します。
ヘラは門番を倒し、服従したスカージ(カール・アーバン)を従えて王宮へ向かったのでした。
「マイティ・ソー バトルロイヤル」惑星サカール
宇宙空間に飛ばされたソーは惑星サカールに着き、無法者に襲われてしまいます。
そこに来た女戦士のヴァルキリー(テッサ・トンプソン)が宇宙船の銃で無法者を一層します。
礼を述べたソーですが、ヴァルキリーは小型の機器を彼に打ち込んで気絶させてしまいました。
目覚めたソーの前には、統治者であるグランドマスター(ジェフ・ゴールドブラム)がおり、闘技場で挑戦者を戦わせていることを語ります。
問答無用で戦いに参加させられるソーの前に現れた歴代の覇者、それはインクレディブル・ハルクでした。
地球で共に戦った仲間であったハルクでしたが、容赦無くソーへ攻撃を始め、仕方なくソーは戦いますが、叩きのめされてピンチに・・・
ソーは雷神の力に一瞬目覚め、雷をまとってハルクを倒しそうになりますが、その瞬間、埋め込まれた機器により気絶させられてしまうのでした。
超人ハルクとブラックウィドウ
控室で目覚めたソーは、ハルクからどうやって惑星に来たかを聞きます。
ソーはハルクがクインジェットに乗って来たことを知り、体に埋め込まれた機器をどうにかしようと考えます。
そして、部屋にやってきたヴァルキリーから装置を奪いました。
ソーは、ヴァルキリーが元アスガルドの戦士だったことを知り、彼女を仲間に勧誘します。
が、ヴァルキリーはそれを断りました。
断られたソーは宇宙船の元に走りますが、ハルクが付いてきて宇宙船を壊してしまいました。
そこで流れた映像になんと、ブラックウィドウが映っていました。
ブラックウィドウはハルクと共に地球で戦い、ハルクにとって大切な存在でした。
ハルクはブラックウィドウの映像を見て、ブルースバナーの意識が呼び覚まされました。
そして、人間の姿、ブルース・バナー博士に戻ったのです。
「マイティ・ソー バトルロイヤル」リベンジャーズ結成
グランドマスターは、ハルクが逃げたことの責任を、連れてきたヴァルキリーと、上手く取り入っていたロキに問い正しました。
ロキはヴァルキリーに声をかけ、アスガルドでヘラと戦い、仲間を殺されたことを思い出させます。
復讐心を思い出した彼女はソーとハルクを連れて、ロキと共に惑星から出ることを決意するのでした。
アスガルドでは、ヘラがスカージに真の歴史を教えていました。
王宮の壁画や建物に隠された闇の歴史…
オーディンは力で9つの世界を服従させていたこと、
その際の戦士が埋葬されていることなどを語ります。
そして、ヘラは埋葬された戦士とフェンリルをよみがえらせ、宇宙を支配しようと虹の橋へ向かいます。
転送の鍵となる剣は、守護者であり千里眼を持つヘイムダル(イドリス・エルバ)が奪っていました。
しかし、国の民を安全な場所に転送するため、隠れていたヘイムダル達が見つかるのも時間の問題でした。
ムジョルニアの真の意味
そこに惑星サカールで宇宙船を奪ったソー達、リベンジャーズが現れます。
ヴァルキリー達は民を虹の橋から大型の宇宙船に誘導しますが、ヘラの軍勢が行く手を阻みます。
その間、ソーはヘラの足止めをしますが、右目を失って殺されかけてしまいます。
この時、ソーはオーディンがムジョルニアについて語った事を思い出します。
実はムジョルニアはソーの力を抑えるためのハンマーだったのです。
そして、再び雷神の力に目覚めて、ヘラに雷の一撃を放ち、軍勢を一掃したのでした。
「マイティ・ソー バトルロイヤル」ラスト最後の結末
しかし、ヘラはそれでもダメージを負いませんでした。
ソーは、最終手段として封印していたスルトを解放します。
炎を操り巨大化したスルトはアスガルドの地に深く剣を刺して星ごと破壊します。
これを止めようとしたヘラは、スルトと共に爆発に飲み込まれたのでした。
宇宙船に乗って脱出したソーと仲間、そして国の民たちはひとまず地球に向かいます・・・
が、行く手に巨大な宇宙船が、彼らの前に現れたところでTHE ENDです。
初見の人でも見やすいような構成になっているのですが、
見終わった後、次の作品だけでなく、前の作品や今後の作品も観たいと思わせる作品です。
ストーリーも重すぎずに所々にコミカルなシーンがあって楽しかったです。
おなじみのエンドクレジットもありますので、最後まで観て下さいね。
内容は、グランドマスターがハルクを失い、強制的に戦わされていた者たちの反乱で逃げようとしたのですが失敗。
「ハルクを探すのは大変だった。肩を叩いてねぎらおうじゃないか」と言って…そこで終わりました。
登場人物すべてかっこいいのですが、今回のナンバーワンはロキです。
もともと悪役ですが、とても魅力的で、これで一気にファンが増えると思います。
このマイティソー バトルロイヤルの後日談となるストーリー「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の記事もあります。
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