泊まれる本屋、BOOK AND BED TOKYOの新宿店に宿泊してきました。
ホテル内、シャワー、アメニティ、寝心地、飲食、カップル利用など詳細に見てきましたのでレビューします。
外人さんも多く、年齢層も若いのですが、
これから「泊まれる本屋」を利用しようかな?という方に参考にしていただけたらと思います。
泊まれる本屋 BOOK AND BED TOKYO新宿店
泊まれる本屋、BOOK AND BED TOKYO新宿店の場所は歌舞伎町にあります。
正直、あの空間イメージのホテルが、この歌舞伎町にあるの?・・・という感じです。
オイラは新宿駅から歩いてきましたが、最寄り駅は「西武新宿駅」
ここからなら、1分ぐらいの近場です。
「泊まれる本屋」にはそぐわない派手なビル内にあるので、よく看板見てないと通り過ぎてしまいます。
このビルの8階です。
「アパホテル」や「VR ZONE新宿」のチョイ手前ですよ。
正直、え、ここなの?
と思ってしまうでしょう。
が、エレベーターで8階まで行くと、喧噪の歌舞伎町から、一気に「泊まれる本屋」の世界です。
エレベーターを出ると、すぐ受付カウンターがあります。
親切なハーフのお兄さんが出迎えてくれました。
木目調の異空間がすでに始まっています。
ココで受付におばちゃんがいたら・・・たしかに非日常的空間は台無しかもしれない。
泊まる本屋では、現金でのやりとりは一切ありません。
すべてカードですので、必ず持っていきましょう。
クレジットカード、SUICA、PASMOでもOKです。
丁寧な説明を受けて、耳栓もらって、いざ店内へ・・・
中へ入るにはカードキーが必要です。
門限はありませんので、カードキーを持って自由に出入りができます。
泊まれる本屋 BOOK AND BED TOKYOの体験レビュー
カードキーで入口から中に入ると、一気に異空間が広がります。
いきなり本がお出迎え・・・
靴のまま進みます。
突き当り左がシャワーやトイレなのですが、ココはあとでご紹介します。
右には・・・
おおっ!
おおおっ!
おおおおっう!
深夜24時ぐらいだったので、それほど人はいませんが、外人率かなり高いです。
天井からつり下がってる漫画は「AKIRA」でした。
さすが8階で、外のビューもいい感じ・・・
泊まれる本屋のベッドスペースの寝心地
完全に田舎から出てきた、おのぼりさん状態で駆け回ってましたが、とりあえず寝床を確認しなきゃね。
こんな中に、そんな寝れるようなスペースがあるのだろうか?・・・
オイラの番号は〇〇・・・
えっ!ここですか?
この本棚の中にある黒いカーテンのトコです。
しかも、オイラは上段。
上りずらいし、この移動はかなり窮屈です。
この穴蔵?に入るのに四苦八苦している姿は、しっかりとフロアで読者にいそしんでいる方々の目に付きます。
だってフロアソファの真ん前だから・・・
ベットスペースはこんな感じです。
ぶっちゃけ狭いです・・・
貴重品入れる金庫、コンセント、ハンガーのみのシンプルな作り。
ただ木の匂いがして、そこはいい感じですね。
wifiも使えます。
ちなみに上段なので天井は、カーテンで仕切られてるだけ・・・
隣とは・・・本当に壁一枚です。
居住性はあきらめましょう。
隣の人がイビキをかかないように祈ります。
カップルで来ている方も多かったのですが、ちゃんとカップル用のスペースがありました。
さすがに覗けませんでしたが・・・
おそらくこの外観から、単純にシングルの倍のスペースのようです。
写真でもお分かりの通り、スーツケースなどの大きな荷物は、基本外に置いておきます。
フロントにも預けられるのですが、必要なものがある場合は持ちこんだ方が圧倒的に便利です。
少々心配ではありますけどね。
ベッドスペースには、ほんとリュックぐらいしか入りませんので・・・
泊まれる本屋のシャワーやアメニティは?
さて、軽装に着替えましたので、シャワーやトイレなども探検に行きましょう。
もちろん共同ですが、アメニティルームです。
シンプルです。
手洗いソープとティッシュだけで、あとは何もありません。
ここまでくると、逆に潔いシンプルさです。
なのでアメニティ類は各自で用意することになります。
ただ、フロントでタオルを162円で借りると、シャンプー、ボディソープなどのミニボトルがもらえます。
ドライヤーも貸出制です(無料)
そしてトイレとシャワー室。
シャワー室は狭いです。
これ、デカイ外人さんは入れるのだろうか?
わかりずらいですが、男女別に分かれていますので、ドアの張り紙にご注意を。
オイラがビビッたのが、このアメニティルーム、シャワー室、トイレはひとつのコーナーに設置されているので、へっちゃらで男女が入り乱れるのです。
オイラがアメニティルームに入った時も、パジャマ姿のレディが歯みがきしたり、ドライヤーかけたりしてました。
シャワー室から出てくるときはバスローブ巻いて出てくるんだろうけど、それでも目のやり場に困りますよね。
泊まれる本屋の飲食、カフェは?
泊まれる本屋にはカフェが併設されていますので、こちらで飲食ができます。
営業時間が11時~20時と短いので注意が必要です。
まあ、外出れば歌舞伎町ですから、飲食には困りません。
こちらの名物は「ブラック系」です。
これはダークラテ。
フードにも「ダークBTトースト」などブラック系メニューが多くあります。
とびきり何かが違うワケではありませんが、まあ話のタネに・・・
泊まれる本屋のチェックアウトが11時ですので、その後このカフェを利用するのがいいでしょう。
泊まれる本屋のレビュー感想
宿泊施設としては、賛否両論でしょうが、非日常を味わうには最適なスペースですね。
でも肝心の本なのですが、図書館や書店を期待すると裏切られます。
そもそもディスプレイが上手なので、本が大量に見えるかも知れませんが、たいした数じゃないです。
本棚これですから・・・
人気作品があるわけでもなく、マンガ喫茶のようにタイトルも多くありません。
本がいっぱい置いてある外人さん多めのドミトリーと認識した方がいいですね。
旅の疲れをとる、快適な宿泊スペースではないです。
そこを求めず、非日常的な無国籍空間を味わうには絶好と言えます。
外人さんの友達もここならできるはずです。
オイラはこの日、隣人さんのお陰もあって、よく眠れました。
アルコールも入っていたしね。
朝もこの空間は変わりません。
さて11時チェックアウトです。
このドアを出ると現実世界が待ってます・・・
また遊びに来ます。