西内荘さんは、馬のカリスマ装蹄師(そうていし)です。
今回はあまり知られていない「装蹄師」の事や、西内荘さんの経歴やプロフィール、娘さんの事や年収も調べました。
西内荘プロフィール
西内荘(にしうちそう)
1957年生まれ 高知県出身
18歳で装蹄師の免許を取得
担当馬のG1制覇は1986年菊花賞のメジロデュレンから50回以上
誰もが認めるカリスマ装蹄師
西内荘さんは、もともと競馬騎手を目指していました。
しかし、減量に対応できずにその夢を諦めます。
それでも競馬の仕事をしたかった西内荘さんは、装蹄師という仕事に目を付け18歳で装蹄師の免許を取得しました。
西内荘さんがスゴイところは、免許取得後、海外に勉強しに行っています。
競馬の世界では、まだまだ日本は後進国のようで、いろいろな新しい技術を学ぶには海外で学ぶ必要があったからです。
カリスマ装蹄師と呼ばれるようになった今でも、西内荘さんは定期的に海外へ勉強しに行っています。
やはり、他よりも抜きん出る人は、違いますね。
西内荘の装蹄師とは?
装蹄師とは、馬の脚の爪(つめ)に蹄鉄をつける専門家の事です。
西内荘さんのいる中央競馬には、約125人ほどいるそうです。
この装蹄師になるには、資格があります。
公益社団法人日本装削蹄協会の「装蹄師認定講習会」を受講し、最後に認定試験に合格しないとダメです。
1年間の講習会を受講し、まず2級認定装蹄師資格を取得する必要があるのです。
定員はたったの16名ですから、講習を受けるまでが狭き門ですね。
全寮制で学科と実技を1310時間以上学び、資格取得後、JRAや全国の競馬場、乗馬クラブなどへ就職するそうです。
装蹄師の腕の見せ所は、いかに馬の能力を最大限に引き出すかです。
しかし、競走馬は、能力を引き出しすぎると、故障の原因にもなってしまうそうで、ココが難しい所ですね。
私も学生時代に競馬にハマってしまったコトがあるのですが、サラブレットって物凄く真面目です。足の骨が折れても、一生懸命走ってしまう生き物なんです。
レース終了後に、骨折していたなんてよくある話でしたよ。
西内荘さんいわく、
装蹄は物理なんです。
数字にできない頭の中の物理。
それをとっさに考えられるかどうかが、装蹄師の技量の差だと思う
「怪我をさせず、そしてスピードをアップさせる」
矛盾したこのふたつを極めることが、装蹄師には必要なワケですね。
西内荘の年収は?
西内荘さんが担当する馬は、500頭ほどだそうです。
二週間に一回、伸びた爪を切り、新しい蹄鉄に付け替えていきます。
馬の力を最大限に引き出すため、蹄鉄はミリ単位で調整していきます。
そしてこの仕事、けっこう危険です。
馬に蹴られる、噛まれるのは当たり前だそうです(笑)
かなりの体力仕事ですし、自分がケガや病気で休んだら収入もゼロです。
そんな装蹄師の年収ですが、もちろん所属する厩舎・牧場にもよりますが新人で年収200万円ほどだそうです。
少ないですね・・・
もちろん勝負の世界、競馬の装蹄師になると勝ち負けが絡んできますので大きくアップします。
西内荘さんのような、カリスマ装蹄師になれば、年収1500万円ぐらいになるそうです。
馬主や調教師、騎手までもが西内荘さんに依頼してくるようになりますからね。
実績がモノを言う世界ですから、担当する馬が勝てば勝つほど・・・
西内荘さんは、
すごく走る能力の高い馬を装蹄しないと技術は上がらない
と言っていますから、まずひとつ実績を作れば、良い馬の仕事がまわってくるのでしょう。最初は大変そうですね。
西内荘のドラマ出演、娘は歌手!
意外なところでは、西内荘さんはサスペンスドラマに出演したことがあります(笑)
武豊騎手とです。
沢口靖子主演の「科捜研の女」
カリスマ装蹄師の息子が犯人か?という内容のドラマに出てました。
西内荘さんが犯人だったかは、不明です・・・
そして芸能関連でもうひとつ。
なんと西内荘さんの娘さん、西内麻衣さんは歌手デビューしていました。
AKB48の中塚智実らが主演の映画「時空警察ヴェッカーDNS」の主題歌を歌っています。
西内麻衣さんは同志社女子大学では混成合唱団に所属して、一度はOLななりましたが、このほど夢がかなってのデビューとなったそうです。
これからメディアにも登場することが増えるかもしれません。
西内麻衣さんのプロフィールには、しっかりと「特技:乗馬」と書かれていました(笑)
ぜひ、カリスマ装蹄師の娘を売りにして?がんばってください。