映画「インクレディブル・ファミリー」は、ブラッド・バード監督の2018年のアニメ作品です。
2004年の「Mr.インクレディブル」の続編になります。
そんな、映画「インクレディブル・ファミリー」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末はどうなるか?スクリーンスレイヴァーの正体を紹介します。
純粋に映画「インクレディブル・ファミリー」を楽しみたい方は、以下スルーしてください。
■ スタッフ
監督: ブラッド・バード
製作: ジョン・ウォーカー他
製作総指揮:ジョン・ラセター
脚本: ブラッド・バード
音楽: マイケル・ジアッキノ■ 主要キャスト
ボブ・パー/Mr.インクレディブル:三浦友和
ヘレン・パー/イラスティガール:黒木瞳
ヴァイオレット・パー:綾瀬はるか
アンダーマイナー:高田延彦
ヴォイド:小島瑠璃子
ヘレクトリク:サンシャイン池崎
「インクレディブル・ファミリー」あらすじ
前作「Mr.インクレディブル」のシンドロームとの戦いから3ヶ月後。
ごく普通の生活を送っていたインクレディブル・ファミリーでしたが、妻のヘレンが正義のヒロインとして活躍するようになり、家庭内はゴタゴタに・・・
そんな中、スクリーンスレイヴァーと名乗る敵があらわれます。
ヘレンのピンチに、ついにインクレディブル・ファミリーが再び登場します。
怪力パパのボブ、
妻ヘレンはゴムのように伸縮自在のボディを持つイラスティガール、
長女ヴァイオレットは身体を透明にしたり鉄壁のバリアを張ることが。
長男ダッシュはハイスピードで走ることができる。
そして、能力未知数の赤ちゃんジャック・ジャック
彼らは地球を守ることができるのでしょうか?
「インクレディブル・ファミリー」ネタバレ
父のボブと母のヘレン、そして三人の子供のインクレディブル一家はそれぞれスーパーパワーを持っていました。
そのため、街で事件が起きた際には赤と黒のヒーロースーツに身を包み、悪党を退治しに…
今回の敵はアンダーマイナー。
巨大なドリル型の掘削機に乗り、モグラの様に地中を進んで銀行を建物ごと地下へ落とし、金庫の金を奪っていました。
そこへ怪力のパワーを持つボブが乗り込みますが、機器の誤作動によって乗り物は地上へ…
暴走してモノレールや建物を破壊しそうになる中、ヒーロー仲間のフロゾンの氷の力で行先を変更しつつ、その間にヘレンが中の動力源を破壊して解決しました。
彼らの活躍が称えられると思われましたが、一家は警察により連行されてしまいます。
昔は盛んだったヒーロー活動は今では法により禁止されており、ボブたちが関わらなければ被害はもっと大きくならなかったと指摘する警察。
アンダーマイナーを捕まえられなかったこともあり、一家の保護プログラムも解除されてしまうのでした。
そんな折、ヒーローを復活させたいと願う大企業の社長のウィンストンがボブとヘレンに話を持ち掛けました。
ヒーロー活動を再び世間に認めさせようという計画を話し、それにはヘレンことイラスティガールの力が必要…
彼女は家事全般を務めていたために迷いましたが、ボブの願いもあって了承したのです。
ウィンストンは新たな住居として豪邸を一家に貸してくれました。
彼の妹であり開発担当の イヴリンはイラスティガールに高性能のバイクを提供します。
さっそく、イラスティガールは犯罪発生率の高い街で新しく開通したホバーモノレールの暴走を止めに急行します。
彼女は伸縮自在の身体を持ち、その柔軟さを活かして運転手の元へ。
そこにはスクリーンを見つめて催眠状態になっている運転手がおり、イラスティガールは急いで乗り物を止めるのでした。
事件を解決し、彼女はボブに嬉々としながら電話をします。
それに対してボブはどこか悲しげ…
彼は一睡もできずに過ごす日々の中で、子供たちの問題に取り組んでいました。
先日の事件の際に娘のヴァイオレットは同級生のトニーに顔を見られてしまい、トニーは記憶を消されていたのです。
そのことを知った彼女はヒーローにはならないと言いつつも、ボブに怒っていました。
息子のダッシュは算数の宿題が分からないため父親に助けを乞い、赤ん坊のジャック・ジャックは17ものスーパーパワーを持っているため目が離せません。
力に目覚めたばかりのジャック・ジャックは光線を眼から放ったり、空を飛び姿を消したり…
どうすべきかと悩んだボブは、ヒーロースーツの開発者であるエドナにジャック・ジャックを見てもらうことにしました。
彼女は子供が嫌いだと言いましたが、ジャック・ジャックの様々な力を見て喜んで一晩預かることにしたのです。
その晩、ボブは娘に対して「何が正しいか昔は分かったけど今は分からない」とこぼしつつも、トニーの件を謝罪。
そして、10時間以上も久々に寝たボブはジャック・ジャックを引き取りに行くと、エドナは能力を発動する際にその効果が分かるレーダーを開発していました。
そのセンサーの反応でジャック・ジャックが姿を消しても居場所がわかるようになったことに安堵しつつ、子供たちと喜び合います。
スクリーンスレイヴァーの正体
その間、イラスティガールは映像を介して人を操る犯人のスクリーンスレイヴァーを追っていました。
モノレールの事件だけでなく、大使の暗殺も企てようとした危険な敵…
おびき出すためニュースのインタビューを電話で受けます。
報道中に音声を乗っ取ったスクリーンスレイヴァーがヒーローを否定する弁舌をふるっている最中に、彼女は逆探知をして居場所をつきとめ真っ暗な部屋へ。
そこにはマスクを付けたスクリーンスレイヴァーがいたため捕まえました。
そんな彼女の活躍によりヒーローに対する評価が良くなり、ヒーロー活動の認定が進んだことで、陽の目を見なかった他のヒーローにお礼を言われます。
しかし、イラスティガールは犯人が簡単に捕まったことが腑に落ちず、映像を見直し始めました。
すると、ピザの配達人は操られただけにすぎないと推理。
そのことをイヴリンに話すと、彼女はイラスティガールにゴーグルを付けて黙らせました。
スクリーンスレイヴァーの正体は彼女だったのです。
ヒーローがいれば両親は死ななかったと言うウィンストンに対し、イヴリンはヒーローの存在自体が両親が死ぬキッカケになったと言い、弱者が一方的に頼る存在はいない方が良いと断言しました。
そしてイラスティガールを利用してボブをおびき寄せ、同じようにゴーグルをつけて操ります。
ボブが家を出た頃に子守を任されたフロゾンが到着。
そこに操られたヒーローが奇襲し、フロゾンも捕まってしまいます。
ヴァイオレットは姿を消す力とバリアを張る力で持ちこたえ、素早く走る力を持つダッシュは自動操縦の車に乗り込み、ジャック・ジャックと3人で逃げ出しました。
そして、両親のピンチを知って彼らの元に急行します。
「インクレディブル・ファミリー」ラスト最後の結末
この日は、クルージングの船に集まった要人や大使たちによりヒーロー活動の認定の式が行われていました。
そこに イヴリンに操られたイラスティガールたちが式を妨害し、ちょうどヴァイオレットたちが到着。
ジャック・ジャックは母親に抱き着いた際にゴーグルをテレキネシスで外し、意識を取り戻したイラスティガールはボブとフロゾンのゴーグルを奪取。
全員で協力して他のヒーローたちも元通りにしていくのでした。
船は高速で街に向かって走っていたため、ボブは水中の舵ごと破壊し、フロゾンは海の水を凍らせて勢いを食い止めました。
イヴリンは飛行機で逃げようとしたためイラスティガールは急いで乗り込みますが、みるみる上昇していく飛行機…
イヴリンは酸素マスクを着けていましたが、イラスティガールは低酸素症でフラフラになり、倒れた際にそばに合った信号弾の銃を見つけます。
そしてそれを撃った際に窓が割れてイヴリンは窓の外に投げ出され、イラスティガールは操縦席に座り飛行機を水面に墜落するように方向転換をして空中へ飛び出し、イヴリンを助けたのでした。
イヴリンは連行され、ウィンストンはイラスティガールたちに感謝の意を表します。
そしてヴァイオレットはトニーと新しく関係を始めるべく声をかけてみたのでした。
ヒーロー達は今回の件で活動が認められ、ボブとヘレンは今日も犯人を追いつつ、物語は幕を閉じます。
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