JR飯田線と聞いてピンとくる人は、かなりの鉄道通です。
辺境の地?を走る為、秘境駅や絶景の撮影スポットが点在していて乗り鉄はもちろん撮り鉄にも人気の鉄道なのです。
この飯田線の撮影地絶景ポイントや秘境駅号も紹介します。
JR飯田線とは?
飯田線は、愛知県豊橋市の豊橋駅から、長野県上伊那郡辰野町の辰野駅までのJR東海の鉄道路線です。
各駅停車で行くと、なんと豊橋駅から辰野駅までは約6時間もかかります。
全長195.7km 94駅もあります。
豊川駅 – 辰野駅間は単線です。
各駅停車の運賃は、3,670円です。
もちろん特急「伊那路」や快速「みすず」も運行しています。(運賃が変わります)
JR飯田線の特徴はなんと言っても、鉄道と珍しい風景の数々です。
田園風景、山村、渓谷、秘境、平野の街並み・・・
その個性的な飯田線の風景は、今までにも映画やアニメにも登場しています。
特に年々、飯田線を被写体とするカメラマンや撮り鉄が大勢、撮影スポットを求めてやってきます。
その撮影スポットもよくメディアで特集されたりしていますが、マニアの方達はさらに自分だけの撮影地ポイントを探して訪れるのです。
地元でも写真コンテストなどは頻繁に行われていますよ。
私は「鉄道」についてはあまり良くわかりませんが、飯田線沿線の風景はたしかに素晴らしいです。
鉄道好きな方には、鉄道と自然の風景のコラボはたまらないモノなのでしょう。
地元民だけが知っている飯田線の撮影ポイント!
それでは知る人ぞ知る、飯田線の絶景撮影スポットを紹介しましょう。
地元の方がおすすめの撮影ポイントです。
■ 平岡駅ー為栗駅
・この区間にかかる鉄橋
■ 唐笠駅周辺
・鯉のぼりと車両とのコラボ
・唐笠の山上から見える、山間の谷間を縫う車両
■ 唐笠駅ー天竜峡駅
・天竜川の脇の断崖を走る車両
■ 伊那上郷駅ー桜町駅
・この区間にかかる鉄橋と車両とヒマワリのコラボ
■ 上片桐駅
・上片桐駅脇の藤棚と車両のコラボ
■ 伊那田島駅
・車両と稲作風景のコラボ
・赤そば畑の脇を走る車両とのコラボ
■ 高遠原駅
・リンゴ畑の脇を走る車両のコラボ
■ 飯島駅ー駒ヶ根駅
・ゆったり広がるのどかな畑と大きなアルプスを背景に走る車両
■ 大田切駅ー宮田駅
・大田切鉄橋、アルプス、川と車両のコラボ
■ 赤木駅
・直線加速する車両と田園風景のコラボ
こまかなアングル位置は、お好みで探してください。
JR飯田線の秘境駅と秘境号
そして秘境マニアにはたまらない?秘境駅が飯田線には5つもあります。
しかも全国秘境駅ランキング上位の秘境駅中の秘境駅です。
秘境駅を乗り換えもせずに、一気に5つも見れてしまうのは飯田線以外にはないでしょう。
・小和田駅(全国秘境駅ランキング第3位)
・中井侍駅(全国秘境駅ランキング第13位)
・為栗駅(全国秘境駅ランキング第16位)
・田本駅(全国秘境駅ランキング第6位)
・金野駅(全国秘境駅ランキング第7位)
※ 2019年1月27日現在
これらの秘境駅を巡る観光列車もあります。
その名も、急行「飯田線秘境駅号」です(笑)
JR東海が年2回、春と秋に販売している期間限定列車です。
373系3両編成で運転します。全車指定席です。
乗車証明書もプレゼントされますよ。
ただし、予約を取った方が無難です。
ほとんどがJR東海のツアー客のようで、けっこう人気のようです。
もちろん一般客にもキップは販売していますので、みどりの窓口で予約・購入ができます。
直近での運行予定は、
2019年4月5日(金)~7日(日)、12日(金)~14日(日)となっています。
あんまり大勢で秘境駅に行っても、「秘境感」を感じられないかもしれませんが・・・
実は私は「秘境」は苦手です。
あの孤独感には耐えられません(笑)