映画「ジョーカーゲーム」を鑑賞してきました。
これから、映画「ジョーカーゲーム」観ようと思っている方、完全スルーしようと思っている方、これから先はネタバレがありますし、個人的感想もありますので気を付けてください。
映画「ジョーカーゲーム」ネタバレ、最後のラストを紹介します。
映画「ジョーカーゲーム」ネタバレ
映画「ジョーカーゲーム」のあらすじは、諜報組織「D機関」の諜報員、嘉藤次郎(亀梨和也)がある兵器の設計図(ブラックノート)を奪うという話です。
結城大佐(伊勢谷友介)は「D機関」の設立者であり、責任者で、嘉藤次郎(亀梨和也)に任務を与えますが、映画の中での見所はほとんどありません。
上官との丁々発止ぐらいで活躍しないのですよ。結城大佐(伊勢谷友介)は・・・
このブラックノートをアメリカ大使のグラハムという人物が持っている事を掴み、写真店店主として嘉藤次郎(亀梨和也)がグラハムに近づきます。
そのアメリカ大使館のメイドが、リン(深田恭子)です。
そう、あなたの予想通り、リン(深田恭子)もブラックノートを狙っているひとり。
嘉藤次郎(亀梨和也)がせっかく奪ったブラックノートを横取りしようとして、まるでルパン三世の峰不二子です(笑)
結局、嘉藤次郎(亀梨和也)は、敵に捕まってしまったリン(深田恭子)を救おうとして自分も捕まってしまいます。
嘉藤次郎(亀梨和也)は、リン(深田恭子)と共に拷問を受けますが、嘉藤次郎(亀梨和也)が二重スパイになる事を敵に提案し、命は助かります。
そして、二重スパイになった証拠として偽の暗号文を日本に流すのです。
この偽の暗号文は、日本を混乱に陥れる内容のモノでした。
しかし実は、この偽の暗号文こそが、「D機関」へのSOSで、ほどなく仲間が嘉藤次郎(亀梨和也)とリン(深田恭子)を助けに来ます。
この、偽の暗号文の説明は、嘉藤次郎(亀梨和也)が「D機関」での教育を受けていた時の回顧シーンで説明されますが、正直後付けならどうにでもできる事で、事前に伏線があったワケではありません。
平常時の暗号文は誤字脱字をわざと入れて打つ、SOS時には誤字脱字なく正確に打つ、という決まりだった。と後から解説されるのです。
そして、敵に捕まった時は、二重スパイを提案しろとも教育を受けていました。
後付けの説明で、まったくビックリ感なし・・・
また、三好(小出恵介)が映画の序盤で早々に「D機関」からリタイアするのですが、小出恵介ほどのキャストです、このまま消えるワケがありません、絶対後半登場するだろうな。と思ってたら案の定でした(笑)
SOSを受けて嘉藤次郎(亀梨和也)とリン(深田恭子)を助けに来るのが三好(小出恵介)なのです。
またブラックノート奪還作戦には、嘉藤次郎(亀梨和也)の他にも小田切(山本浩司)と実井(渋川清彦)という「D機関」の同僚スパイもいるのですが、まったく活躍しません(笑)
映画の中盤で小田切(山本浩司)と実井(渋川清彦)の乗った車が爆破されて、死んだかと思わせますが、最後は三好(小出恵介)と共に嘉藤次郎(亀梨和也)とリン(深田恭子)を助けに来るのです。
「あっ、生きてたの?」くらいで驚きすらありません。
だいたいまったく活躍してませんし、キャラも深く描かれてませんから、このふたりに感情移入すらできません・・・
この映画「ジョーカーゲーム」は、嘉藤次郎(亀梨和也)とリン(深田恭子)のアクション映画ですね。
ほぼ他の日本人キャストは活躍しませんし、見所、存在感を放つキャラもいません・・・
ラストは、脱出成功して、嘉藤次郎(亀梨和也)とリン(深田恭子)、三好(小出恵介)、小田切(山本浩司)、実井(渋川清彦)の5人で車で逃走しますが、途中でリン(深田恭子)がおいしい所を持ってトンズラします。
残された「D機関」の嘉藤次郎(亀梨和也)、三好(小出恵介)、小田切(山本浩司)、実井(渋川清彦)がリン(深田恭子)に「やられたな」みたいな感じです。
それでいいのか?D機関!!(大笑)
・・・・で、場面が変わり、それぞれ次の任務の指令を与えられて解散、終わりです。THE END。
続編が十分できる終わり方でした。
映画「ジョーカーゲーム」感想
普通なら私は、この映画「ジョーカーゲーム」はスルーする映画でした。
しかし、アンジャッシュ渡部さんの「まれに見る面白い映画」というコメントにつられて観てきました。
結論から言うと期待ハズレでした・・・
「誰が敵で、誰が味方か?極限のスパイゲームが今、始まる」
というキャッチコピー・・・
どんでん返しが繰り返される映画かと思ってましたが、そんな事もなくストレートにエンディングまで行きましたね。
騙し騙されなんて、どこにもありませんでした。
残念・・・
私、アンジャッシュ渡部さんと映画のマーケティングにやられました(笑)
私は原作は読んでいませんが、なんとなく先が読めてしまい
「そういうことだったのか」的なモノはありませんでした。
しかし、テンポは良く、あっという間に終わった感じです。
失礼ながら主演を亀梨和也さんではなく、西島秀俊、金城武さん、あたりだったらもっと深みが増したかも知れません。
活躍するのは、亀梨和也と深田恭子のみ・・・
ですから他のキャラ像がまったく描かれていないので、感情移入すらできません。
魅力的、個性的な登場人物がいないのです。
悪役も中途半端・・・
しかし逆に亀梨和也くんファンには堪らない映画でしょう。
彼だけが際立っています。
アクションもたいしたものです。
驚いたのは、映画のエンドロールです。
製作のスタッフに藤島ジュリーK. のクレジットが・・・
藤島ジュリーK. と言えば、藤島ジュリー景子。
ジャニーズ事務所の次期社長と言われている人物です。
叔父はジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川、母はジャニーズ事務所副社長のメリー喜多川さんですね。
これでハッキリしました。
この映画「ジョーカーゲーム」はジャニーズが手を入れている映画です。
亀梨和也オンリーなわけです。
ジャニーズファン、亀梨和也ファンには絶好の映画でおすすめです。
かっこよく撮れていますよ、亀梨和也くん。
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