井伊直虎(おんな城主)は何をした人?結婚や子供と最後は?

井伊直虎がヒロインで平成29年度のNHK大河ドラマが決まりました。
タイトルは「おんな城主 直虎」です。
ところが意外にあまりよく知られていない井伊直虎。

そんな、井伊直虎は何をした人なのか?あらすじ、経歴や結婚、家族子供、最後やお墓を紹介します。

 

「おんな城主 直虎」あらすじ

井伊直虎(柴咲コウ)は、井伊家当主井伊直盛(杉本哲太)の一人娘です。
主に安土桃山時代に活躍した女性です。

この時代、女性が家督を継ぐことの例は殆ど無く、この井伊直盛(杉本哲太)も男子が生まれなかったため、いとこの井伊直親(三浦春馬)を婿養子にしてに家督を継がせる予定でした。

しかし、1544年に今川義元(春風亭昇太)への謀反(むほん)の疑いにより、井伊直親(三浦春馬)の父、井伊直満(宇梶剛士)が自害に追い込まれてしまいます。
その息子である直親(三浦春馬)も命を狙われますが、なんとか信濃に逃れます。
この逃げた場所の記事もあります。

井伊直親(三浦春馬)の許嫁であった直虎(柴咲コウ)は、直親(三浦春馬)が死んだと思い、別の縁談もあったものの出家してしまいます。

出家して、おとわから次郎法師と名を変えました。
名付け親は、菩提寺の住職、南渓和尚(小林薫)です。
菩提寺の僧、傑山(市原隼人)が兄弟子にあたります。

 
その11年後、死んだはずの直親(三浦春馬)は、井伊家に戻り、約束通り直盛(杉本哲太)の養子となります。
しかし、直親(三浦春馬)は、逃げた先の信濃で奥山朝利(でんでん)の娘、しの(貫地谷しほり)を正室に迎えていたのです。

井伊直親(三浦春馬)を待っていた井伊直虎(柴咲コウ)は裏切られる形となり婚期を逃してしまいます。

そのせいなのか、結局井伊直虎(柴咲コウ)は、生涯独り身という人生を歩むこととなります。
結婚をしなかったわけです。
当然、子供もいません・・・

 
そして桶狭間の戦いで、直虎の父直盛(杉本哲太)が死に、直親(三浦春馬)も亡くなり、井伊家の存続の危機が訪れます。
その際に荒波に揉まれながらも、中継ぎとして家督をついだのが、この井伊直虎(柴咲コウ)です。

そして女城主として八面六臂の活躍するのです。

 

井伊直虎は史実ではどんな人?

井伊直虎(柴咲コウ)は、とにかく波乱万丈の人生でした。

信じていた許嫁(三浦春馬)が帰ってきたと思ったら外で女を作って帰ってきた。

1560年には桶狭間の戦いで父(杉本哲太)が戦死。

その後、元許嫁(三浦春馬)が領地を継ぎますが、2年後に小野政次(高橋一生)によって嵌められ、今川氏真(尾上松也)に殺されてしまう。

結果、残ったのは直親(三浦春馬)と、しの(貫地谷しほり)との間に生まれたまだ幼い虎松(菅田将暉)だけ。

誰も跡取りが居なくなってしまったので、出家していた井伊直虎(柴咲コウ)が城主になる。

めまぐるしいです。笑

 
井伊直虎(柴咲コウ)は事実上の城主になりますが、女性だったために正式な城主とは認められませんでした。
歴代城主は22代当主が井伊直盛(杉本哲太)
23代当主が井伊直親(三浦春馬)
24代当主はその井伊直親(三浦春馬)と、しの(貫地谷しほり)との間にできた井伊直政(菅田将暉)となっています。

しかし、当時虎松(のちの井伊直政)がまだ年齢が幼く当主が務まる器でなかったため、井伊直虎(柴咲コウ)が井伊領の城主となりました。

井伊直虎という名前になったのは、この城主になることが決まった瞬間からです。
それまでの名は、おとわ、次郎法師でした。

 
井伊家は昔から虎の目を持っていると言われ大きな力を持っていました。
そのため今川家や武田家から常に監視対象とされていたのです。

特に跡継ぎが虎松(のちの井伊直政)のみとなってからは、小野政次(高橋一生)が常に命を狙い、井伊家を滅亡に追いやろうとします。
このへんのくだりも、かなり盛り上がりそうです。

 
史実では、虎松はのちに井伊直政(菅田将暉)と名乗り、徳川家康(阿部サダヲ)の天下取りを支え、大出世を果たして「徳川四天王」の1人に数えられるようになります。

このあたりが、江戸時代徳川家で大老までに上り詰めた井伊直弼に関わってくるわけですね。

 
井伊直虎は1582年8月26日に死去しています。
お墓は井伊家の菩提寺である、静岡県浜松市の龍潭寺にあります。

なんと許嫁の井伊直親(三浦春馬)のお墓の隣にあります!

 

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」見所!

井伊直虎(柴咲コウ)を知る3つのポイント!これを知れば大河がもっと面白くなりますよ!
井伊直虎の知っておきたいポイント。

ポイント1:ドラマとして井伊直虎を見る
実は、井伊直虎に関しては、史実的には不明瞭な点が多いのです。
ですから、史実ドラマとしてではなく、フィクションドラマとして見たほうがいいのかもしれません。

こんな男勝りな戦国時代の中で、彼女の活躍がどう描かれるのか?
史実にはないストーリー、登場人物の絡みもおもしろそうです。

 
ポイント2:井伊直虎と徳川家康の関係に要注目!
ポイントの2つ目としては、井伊直虎(柴咲コウ)と江戸幕府を開いた徳川家康(阿部サダヲ)との関係です。

実は彼女の家系には、徳川家康(阿部サダヲ)が存在しており、生前仲が良かったそうで、何かあったら彼に助けてもらっていたそうです。

実際、井伊直虎(柴咲コウ)は幾度か城を奪われていますが、徳川家康(阿部サダヲ)の助けで城を取り戻しています。

これが数百年後の井伊家の大出世の井伊直弼につながるので、どんな関係性だったのかも要注目です。

ちなみに徳川家康(阿部サダヲ)の正室には、井伊直虎(柴咲コウ)の幼馴染の瀬名、のちの築山殿(菜々緒)がなります。

 
ポイント3:井伊直虎の敏腕っぷり!
元々、井伊家は昔から今川義元(春風亭昇太)が有名な今川家に仕えていますが、いつしか、今川家は井伊家を潰そうを策を巡らすようになります。

例えば、今川家は直虎(柴咲コウ)に対し、徳政令を出せと。
この徳政令は、出さないと今川家を敵に回してしまいますし、出したとしても家が潰される危険がある・・・
つまり、嫌がらせをしてくるわけです。笑

最終的には、直虎(柴咲コウ)は商人に条件付きで徳政令を出し、Win-Winの関係を築くのですが、このあたりは豪商、瀬戸方久(ムロツヨシ)が絡んでくるでしょう。

とにかく、相当な敏腕ぷりを発揮していたことが伺えるエピソードがたくさん出てくるはずです。

 
このように戦国時代といえば男勝りな社会の中で、女城主としてどう井伊直虎が描かれるのか注目されますね。
今で言うバリバリ働くキャリアウーマン兼社長のイメージですから・・・

それにしても戦国時代も、今も情報策略には変わりないことがはっきり分かります。
彼女がどのような形で行く難の問題を乗り越えるのかも楽しみですね。

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